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教えるつもりで教えられる

K23の合格を影ながら祈ってる教員です。
今日の学部の講義は特別講義で、日頃お世話になっている実習病院である医療法人協和会千里中央病院の退院支援ナースの伊藤タカ子先生にきてもらった。退院支援と病棟の看護のアセスメントがつながる講義をお願いしたいというリクエストを見事に現実にしてくれ、わかりやすいシンプルなメッセージとともに、看護のアセスメントとは何かということがとてもよくわかった講義だった。課題レポートが楽しみだ。
伊藤先生は私が実習でお世話に7年前くらいから知っているが、クールだけど熱い、カッコいい人だった。背伸びせず、しかし周りとの調和を大事に患者さん目線で指導してくれる姿がとても信頼できる看護師さんだ。そんな伊藤先生でさえ、今日の講義のために勉強しなおし、教えるって難しいですね、自分が勉強したという感じと言っていた。
教員歴17年になるが、全く同感。教えてるふりしてこっちが教わる感じだ。昔は伝えることで必死で、学生から「先生、笑うんですね」とか言われるくらい怖かったらしいが、最近は学生からの反応や学生との対話の中でこちらが気づくことが面白く、その雰囲気を楽しむ余裕がでてきた。そうなるともっと伝えたいことが焦点化されるから不思議だ。
写真は学生からのサプライズの誕生日祝いのときのケーキ的なもの。新幹線の🚅ローソクがポイント。教員の嗜好をよく知っててくれるのもありがたい。

アカデミックスタッフ 山川みやえ

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