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MT4インジケータ|水平線を自動描画

→ 本インジケータに機能追加「キリ番(ダブルオー)自動描画」しました。

水平線は使っていますか。

水平線は、過去に何度か相場が反転したポイント(=価格)を見つけ出し、そのポイントを結ぶように水平な線を引きます。水平線が多くのポイントにタッチしているほど、その水平線の信頼性は高くなりますね。つまり、サポートラインやレジスタンスラインとして機能するということですね。
水平線を使用した戦略では、引いた水平線に近づいたときに、反発やブレイクの可能性を見極め、エントリーの判断をすることになります。水平線に反発して反転した場合は、その水平線から離れる方向にトレードします。逆にブレイクして、その水平線を越えてきた場合は、その水平線を越える方向にトレードします。

水平線を自動で引くインジケータです(zigzagは別のインジケータで描画しています)

このインジケータを呼び出しますと、サポートラインやレジスタンスラインになりそうな場所を自動で探して水平線を描画します。

  • 水平線を探す期間を指定します。あまり長い期間を指定しても すでに相場が忘れてしまって、機能しないサポートラインやレジスタンスラインを引いてしまいますので、ほどほどの期間が良いと思います。

  • 指定した期間内の 最高値、最安値に水平線を引きます。

  • 同じく、指定した期間内の サポートラインやレジスタンスラインとなりそうな場所(=価格)に水平線を引きます。

自動描画の仕組み

zigzagというインジケータを使用して、過去(=指定した期間)の反転ポイントを探します。そのポイントのうち2回以上同じ価格で反転したところに水平線を引いています。なお、回数はMT4のパラメーター設定で変更できます。また、同じ価格かどうかの判定は パラメーター設定の「誤差」項目で、どの程度厳密に判定するのかを指定します。

「誤差」判定の詳細な仕組みと注意点
指定した期間内の最高値、最安値を基準に、その何パーセントまでを許容範囲とするのか指定することで判定しています。デフォルトでは5%にしています。
ボラティリティが大きい相場では、最高値と最安値の幅が大きくなりますので、「誤差」で指定する値は小さくしてください。同様にパラメーター設定で指定する「期間」を長くする場合も 最高値と最安値の幅が大きくなる傾向になりますので 注意が必要です。

パラメーター設定のウインドウ

パラメーター設定

図のパラメーター設定画面の項目が指定可能です。

  • 期間:現時点から どこまで さかのぼって過去のサポートラインやレジスタンスラインを探すか指定します。期間=ローソク足の本数となります。
    また、上で述べたように 長くしても有効な水平線が引けるわけではありません。それは市場参加者が忘れてしまった、すなわち 塩漬けになったポジションがすでに解消されてるとサポートラインやレジスタンスラインとして機能しなくなります。

  • 回数:過去に何度も同じ価格で反転している場所に水平線を引きますが、この「何度」の部分を指定する項目です。デフォルトでは2回同じ価格で反転していれば水平線を引かせています。

  • 誤差:先に説明したとおり、「同じ価格」の判断範囲、許容範囲を指定します。アルゴリズム的には、この「誤差」を用いて水平線候補を探しだし、そのあと「回数」で採用するかどうかを決定させています。

  • 線色:水平線の色を指定できます。

  • zigzag:過去の”反転ポイント”は zigzagインジケータを用いています。過去の波(=高安)の見つけ方を変えるには、この3つのパラメーターを変更します。


ファイル:eimSuiHeiSen.ex4

ダウンロードは こちら
(このブログで公開しているインジケータのダウンロードは1か所にまとめました!)


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