ほぼ無職を経験して気づいたことをメモ的に書いておく

諸事情によりほぼ無職を経験しまして、いろいろ気づきがあり他の人でも再現性がありそうだったのでメモを残しておくことにしました。

ほぼ無職とは

とあるスタートアップで正社員として働いているのですが、諸事情により、在籍して給与は出ているのですが、ほぼ仕事がない状態になりました。出勤も必要なく、使える時間が膨大にあり、これが「ほぼ無職」です。

どれくらいの期間なのか

出勤も仕事もなくなったのは1.5ヶ月ほどです。その前に少し仕事があり出勤が必要だけど時間がある期間がありこれが1ヶ月。この記事を書いてるのはほぼ無職になってから1.5ヶ月ほど経ったころです。

ほぼ無職に期待していたもの

今回のほぼ無職以外にも、過去の人生で同じような期間を経たことが数度ありました(無職,やめるときの有休消化など)。そのたびに一定充実した生活を送っており、似たような充実した日々を期待していました。

大好きな本も読み放題、映画も見放題、ジム行き放題、寝放題、輝かしい日々が訪れことを期待していました。

実際にほぼ無職を迎えてみて

予想通り充実している面もありますが、しんどい面も多々ありました。過去ほぼ無職を迎えたときとは人生のフェーズも異なり、まったく同じとはいきませんでした。その気づきを書いておこうかと。

ほぼ無職の社会との疎外感

社会に属せていない感がとても辛いです。もともと毎週末を独りで過ごすほど独り行動が好きなぼくですら、毎日毎日ひとりで過ごすのはとても辛いです。

社会においていかれている感覚、社会は前に進んでいるのに自分は立ち止まったままのような感覚、自分なしでもなんの問題もなく社会が回っている感覚、これらがとても胸にきます。

平日は特定の社会やコミュニティに所属し、週末は独りで過ごす。一人で過ごすことが好きな方でもおそらく大半の方はこれくらいがちょうどいいのではないかと思います。

また、自分の場合は彼女なし独り身で家族も遠くで離れて生活しており、これらの条件次第で大きく変わるかなとは思います。

夜型の生活が孤独感に拍車をかける

もともと夜型というのもあり、当初は昼夜逆転した生活を送っていました。8時に陽の光を浴びてベッドに入り、18時に目が覚める、そんな生活を送っていました。

この昼夜逆転した生活が、社会からの疎外感に拍車をかけます。

18時におきてツイッターを開くと、みんなの生産的なポジティブな日常がすでにもうそこにありました。そして自分が活動的な0時〜5時にはみんな寝てしまい、世界にまるで自分ひとり、そんな世界が広がっていました。

「みんなスタートアップでゴリゴリに仕事をして夢を追いかけているのに俺はなにをしているんだろう」「まだ若くて活力もあるこの時期にこんな生活をしていていいんだろうか」「このまままだと自分ひとりが置いていかれてしまう」そんな気持ちが頭でいっぱいになるようになりました。

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