自分と、自分のリアルの友達の話

ごにゃ!こんにちは!

何人かの友達と久々に長電話したり連絡来たりして、わ〜っと過去のことを思い出したのでちょっとヘビーで考え深い話を!


私は高校の頃から夜勤でガッツリ働き(ちょっとこの辺グレーなのは置いといて)、一人暮らしをしながら学校も行ってたんですよね。
家賃やケータイ代、定期券、その他諸々もちろん当たり前に自分1人の稼ぎで。
そうなった成り行きはまぁ色々あるんですけど、友達が
「社会に出て新しく出会った人たちから聞く学生時代の話が、私たちのGTOみたいな世界と違いすぎるよね」
って言ってて。

あ〜わかるわぁ、GTOは的確だわぁ。
小遣いもらって出かけたり、遊びに来た友達にご飯くれたり、お泊まりとかして「みんなそろそろ寝なさいよ〜」なんて言われたりね、そういう世界があるんだよなぁ。

私も友達とお泊まりはした。
基本的に親が不在って人の家が溜まり場になってて、自分らで稼いだ金で食材買って来て作ったり食いに行ったりして、最後にいつ洗ったのかもわからない布団か、地べたで寝るんですよね。
結構な大人数だったけど、その場のみんなにとってそれが普通の出来事で、親に「今日友達の家泊まるわ」なんて連絡する人1人もいない。
みんな未成年。

母親が知らん男とヤってるの見て育った人とか、親に搾取されて売られかけてる人とか、子供生んで学校辞めた人、センコーと恋愛しててバレて退学の人、ホストで働いて家族助けてる人、風俗で働いてたけどバレて何人も退学になって社長逮捕されたり。
そういう人しかいない環境だったし、自分もそういう人で、上に書いたことも「わー、まじやべーな」ってサラッと流せちゃう出来事なんですよね。我々にとっての普通な上に、まぁあの子はそうなるわな〜って100%想像ついてた出来事で。

こういう話、私はしないけど、どんどん本にしてほしい。文字読むのが苦手な私は知らないだけで、沢山存在してるんだろうなぁ。
本から知識を得て、経験は無く学んでほしい。
子供が出来た今は、我が子がそうなったらなんて恐ろしすぎて考えられない。
考えられない、って言ってるのは多分少数派で、子世代にも連鎖してる人の方が多いのだけどね。

これはそんなに暗い話じゃなくて、
例えば、普通の女子高生がいきなり家族離散して親の恋人を見て自分の生活費稼がなきゃいけないってなったら超絶辛いと思うけど、
「GTOの世界」に住む我々は、生まれた頃から、あるいは小学生くらいから緩やかにそれが日常になったので、そういうもの、なんですよね。
常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションでしかない、って言葉がありますが、まさにその通りだなぁ。

でも私は、世間一般から言う普通の環境で、汚いことを知らず考えず育った人よりも、きったねぇボロボロで悩んだり、笑顔を自分の力で勝ち取った人達の方が、一緒にいて居心地が良いです。
暖かい実家にいるような安心感。

特徴は、まず相手を受け入れるところから入り、絶対に否定してこない。
間違ってることは間違ってると言うものの、簡単に動けない精神面を十二分に受け入れる。間違いだとわかってるなら、それでいいって。
物事が簡単に動かないことを痛いほどわかってる。無理矢理やった後の苦しみも知ってる。
悩む人がいるなら、沢山の人からアドバイスもらって、その中ででも新しくでもその人自身の落とし所を見つけ出さなきゃ進まないことを知ってる。

俗に言う変わり者なのかもしれないけど、良い友達に恵まれたなーって、自分が誇らしい。
1番しんどかったのは学生時代で、多くの人は、自立した今は昔以下の悩みを持って過ごしてる。
悩み自体は尽きることがないけど、それは普通の人たちも同じ。

未成年の自殺が無い平和な世界になることを祈って。


重い!重いね!ごにゃでした!

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