4月7日に緊急事態宣言が出てから、テレワークをして引きこもっている。

外に出るのは2〜3日に1回。スーパーに買い出しかお散歩くらい。有名店のテイクアウトもしたいと思うのだけど、おいしいものは誰かと食べたいのでなんとなくできないでいる。

スパゲッティ→うどん→カレー→ラーメンをぐるぐるしている。辛ラーメンに豚肉とトマトとチーズとキムチを入れて食べたらとてもおいしかった。

慣れないちゃぶ台でのデスクワークで肩が凝る以外は、今のところ体調に問題はない。生理が来て一歩も外に出ず、すっぴんでジャージで仕事するのは最高でしかなかった。やっぱり着替えや移動が体の負担になっていたことはこのテレワークで改めて気付かされた。

何より驚いたのは、1人で過ごすのって楽しいということに気づいたことである。

おうちで過ごすのが要請される前は、平日の夜や休日にたくさん予定を入れていた。勉強会やセミナーに参加したり、バーに顔出してマスターとお話ししたりとか。

無我夢中で何かに掻き立てられるように、とにかく人と会おうとしていた。じゃなきゃ怖かったから。

何が？

人と話すのは楽しい。自分と違う価値観に触れる。知らない知識を手に入れる。

それでも。

大学を出て、上場企業に就職し、20代で結婚して30代までに出産をする。世の中の「正解」の生き方をする人と接するのは目に眩しかった。

「正解」な生き方を手に入れるために、ひたすら人の集まる場所に顔を出してた。時には傷つきながら。でも、何もない自分が怖かったの。

だけど、友人からこんなことを言われた。

「自己評価と、他者からの評価を同一視する傾向があるので、人間関係しんどいし傷つきやすいだろうな」

そう、たくさんの人と会う日々はとてもしんどかった。

今は誰とも会わないけど、他者から評価を受けることはないので、とても幸せ。私の幸せは私が決められるのだ。

さあ明日も孤独で楽しい1日を過ごそう。