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てぬぐい「七色恐竜ズ」
子・丑・寅・卯、辰年の前の話です。正確には平成23年のこと。その当時もGocha(旧店名:互茶)では、工房カモの鴨川志野さんデザインのてぬぐいを販売していました。(鴨川志野さんはその筋(どの筋だ笑)では超有名な方です。) 志野さんのデザインのてぬぐいはユーモアに溢れ、ホッとするテイストと相まって、とても気に入って販売していました。 笠岡の『何か』と志野さんのデザインを融合できないかなといつも考えていて、思いついたのがこの『てぬぐい』でした。岡山県笠岡市にはカブトガニ博物館があるのですが、その入り口は「恐竜公園」となっているのです。この恐竜たちは必見!ある意味楽しい!もっといろんな人たちに知ってもらおう!これが始まりです。 志野さんは動物デザインのてぬぐい作品も多くあり、ここから恐竜公園の恐竜たちと結びつくのは意外と(意外ではないかな)早かったです。志野さんのデザインをご存じの方なら恐竜×鴨川志野ならとても楽しいものになるはず!と想像されると思います。 『カブトガニ』『ひまわり畑』とオリジナル柄を作っていたので商品構成的に、少しテイストの異なるものも必要だなとも感じていました。 で、資料等をそろえ志野さんに依頼、手ぬぐい名を五文字名前にこだわったり。恐竜たちのデザインという意味の恐竜図と恐竜’Sをかけて恐竜ズにしたり。『7は89(厄)を祓って10(寿)を呼ぶ』ということで(語呂合わせですね)七色にしてもらったりと。なんだか賑やかで楽しい『てぬぐい』となりました。2配色の同時発売で『勇気カラー』と『元気カラー』と名付けてみたりと、いい意味で仕事を通じて遊びに遊んだ企画でした。 遊び心が功を奏したのでしょうか、おかげ様でTV番組の取材で峰竜太さんにお会いでき(竜つながりかな(笑))、サインをいただいたりと、縁起の良いてぬぐいとなりました。 今も新色を毎年染めております。昨年は古代黄カラーとペパーミントなcoolカラーで染めました。今年はどんな色で染めようかな。