こんなことがあった。

新しい規格を準拠しなくていけないということになり、定期的に勉強会を開いているのだが、これがまったく頭に入ってこない。

まいった・・・。興味すら湧かない。

ただの文字の羅列にしか見えないのだ。

なんでかなー、辛いなー、と思いつつ、ある解説集を読んで「あっ」と思った。

頭に入ってくる！

なぜか？

覚えられなかった理由は、その情報に「想い」がなかったからだ。

その解説書は「なぜ」「どのような背景で」「どんな想いで」この規定が作られたか、丁寧に解説されていた。だから、頭に入ったのだ。親近感が湧いた、というのもあるかもしれない。

単純に「知りたい」という欲求がむくむくと生まれてきたのだ。

＊＊＊

ただ知識を頭に詰め込んでいく行為はほとんどの人にとって苦行に近いと思う。

それをなるべく楽しむにはどうするか？

知識の背景にある人の想いに「感動」して、そして心に刻み込むのだ。

人の記憶の仕方は人それぞれだと思う。記憶が得意だという人はその羅列だけで覚えることもできるだろう。

では、記憶するのが苦手、という人は？

もしかしたら、覚えたいと思う事柄の【想い】や【物語】に触れれば、覚えられるかもしれない。

脳ではなく、脳にある、奥深くの心の中に。

（今日の動画）

最強のパワーソング。

どうせ借り物の命。厚かましく使いこんでゴリゴリにすり減らしてからお返ししようぜ