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noteを始めたキッカケ 1

特に取り柄のない人間でした

周りと同じことが嫌で少し変な性格だけど

アンタは気持ちがいい性格しているねぇ

よく近所のおばあちゃんから言われる
鼻高々な幼少期だった

将来に対して夢を抱きどんな大人になりたいとか

あんな職業に付きたいなんて思想はなかったし

普通に学業を終えて普通に就職してごく普通に暮らしてきた

他人と同じ事をするのが嫌いなのに普通の仕事

だけれども趣味はいっぱい見つけた

数えたら沢山あるけど男子が好きそうな事は殆どやったと思う

負けたくないから

トラウマを抱えるような嫌なこともいっぱいあった

でも今はどうだろう

普通に仕事して普通に帰ってきて
夜はTwitterのいいねを確認するだけが
毎日のルーティーン

人と違うことといえば2017年から未来を信じて
仮想通貨をずっとコツコツ買っていたということだけ

ただそれだけ

2021年には含み益が凄いことになったのだけれども
結局最高値で利益を確定できず

何十年も保有しようと思っていたはずのXRPを
手違いで暴落後に全決済してしまった

悔しかった

ずっと放置していた大嫌いなコインチェックからも平均取得単価の高いXRPを全て送金した

それでも利益は出たのだけれども保有枚数は激減

ibispaintxというお絵描きアプリをダウンロードしていた事を思い出し現実逃避するためにまた下手くそな絵を描き始めた

特に理由はないけれども画面を指で撫でてる間は嫌なことを忘れられるからそれなりに楽しかったのは覚えてる

2021年後半に入ってから女体化アプリというものが流行り始めた

界隈にいるおじさんたちが次々に美少女になっていった

控えめに言って皆かわいい

このときに『さざなみさん』という方を知る

当事英国紳士のようなダンディーなオジサンに憧れて
白髪のイケメンオジサンをアイコンにしていた私は

こっそりと写真を置き換えてみた

特に仲良くしている人が居るわけでもなかったし
なんとなくやってみたかっただけですぐに元に戻そうと思っていたのだけれども

あるときさざなみさんが

『アナタの写真も保存してますよ』

エッwww何この人(゚∀゚)

ヤバい奴だよー

後に引けなくなった

アイコンをもっと綺麗に撮った写真に変えた

多分このときだと思う

ある人がTweetを始めてから私を二人目のフォローにしたのは

このころからずうっと陰ながら応援してくれていたらしいのだけれども
私はそのことを全然知らなかった

2022年に入り当たり前のように仮想通貨は暴落を開始する

なぜか界隈で絵を描き始める人が増えた

また『さざなみさん』だ

正直笑った

すごく上手だったから
(時系列少しずれてるかも)

そしてここから自分も狂ったように絵を描き始めることになった
さざなみさんはデバイスペンを無くしたらしく絵を描くことを急にやめた

私はというと下手くそな絵を描き投稿し続けていた

それも仮想通貨アカウントなのでどんどんフォロワーも減っていった

ダダ下がりするチャートと減っていくフォロワーにまた笑ったのを思い出す

3月中旬だったと思う

アサヒ生ビールのマルエフ呑んでますというツイがTLに流れてきた

その日私はマルエフの黒350mlを一本買っていた

リプ欄にメッセージを入れる

『マルエフ美味しいですよね黒も美味しいですよ。』

私はわたしのファンになってくれていたフォロワーの 「ある人」 にコメントしていた。

どうりで反応が良かったわけだ

だって彼は私のファンなのですから

そこから話していくうちに仲良くなり彼から突然の依頼があった

いつか産まれてくる孫のためにGODsuÑの絵を娘にプレゼントしたい

1ETH以内で

.........…

ええぇ( ゚д゚ )

絶対ムリなんですけど

冗談でしょう

そもそも動機がおかしいし

そんなプレゼントするような絵は私にはかけません

なにかの勧誘なのかな

少しDMでお話しましょうか

当時の会話


これが彼とのDMでの初会話だった


とは言ったものの動物の絵なんて
全然自信がない(・_・;)
ふわふわフサフサした可愛いワンちゃんだったら
どうやって表現しようかな

スマホのibisPaintXを使って
指でお遊び程度に描いていたし

でも本当に出来るのかわからなかったけど

出来なかったら断ろうと思いながら
とりあえずやってみることにした

持ちうるすべての技術を振り絞り

なんとかアイコン用の愛犬の絵が完成した

すごく時間がかかったけどすごく楽しかった

それまで人物画ばかりを描いていた私は
動物の絵を描くことがこんなにも楽しいんだな

完成が近づくにつれて
これはもう自分の子だなとも思っていたくらいに
楽しかった


そうして完成したファイルを彼のDMに送った


指で描いた依頼された愛犬のアイコン画(カワイイ)


すごい!
これ完全にうちの子です!
若い時のうちの子にそっくりだ!
本当にありがとうございます!

こう言ってすごく喜んでもらえた

いままでの人生で感じたことのない喜びと充実感が
足の指先から頭の天辺にかけて突き抜けたことを覚えている

普通の人生を送ってきた私の人生観が変わった瞬間でもあった

彼はこういった

「お代は本当に良いんですか?」


正直なところ1ETHほしいと思ったよ 笑

だけれども絵の相場もわからないし

実際に描いていて本当に楽しかったし

一生懸命に描いた絵を渡したとき感謝されたことに対する感動のほうが強かったから

それだけでなにもいらなかった

確かに作業時間は人に言えないくらいものすごくかかったし彼の気が収まればいいと思い

お気持ちだけでも頂けたら嬉しいですとお返事をした

このときのお気持ちとして頂いたのが

0.125ETH

当時レートで日本円にして4万円弱

始めて対価交換でしかも仮想通貨でお金を稼いだ瞬間だったのです

人にものをおねだりすることにすごく抵抗があったけど

自分を応援してくれる人がいるのならばと思い

一晩考えてアマゾンギフトも始めることにした

彼はすぐに欲しい物リスト内にある商品を沢山ギフトしてくれた

本当にこんな世界があるんだな

YouTubeも投げ銭が当たり前になっているし

これが今の世の中のスタンダードなんだなって事を理解した


思い返せば


私はギフトをもらったことで


浮かれていたんだと思う


だけど…

ここから私の自分勝手な偏見と違和感が始まり

悔やんでも悔やみきれないほど大切な友達を失うという事件が起きた

罪悪感に包まれながら
後悔してもしきれないほどの
罪を犯してしまったのだ

全ては自分の勘違いと
稚拙な気持ちが引き起こした

他人を傷つけるという行為

Twitterも画面越しに居るのは
人だってことを忘れてしまっていたのです


note2へ続く…










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