黄昏のハイウェイ

[ボズ・スキャッグス / You Can Have Me Anytime 歌詞と訳詞]

Here We Are, In A Room Full Of Strangers
And An Open Door
ぼくらはここにいて 人の群れに囲まれて
そしてドアは静かに開いている
Here We Are, Away From All Danger
But That Open Door Is Calling Out Again
ぼくらはここにいて なんの恐れもなく 安らかに
でも あのドアは静かに開いて 君を呼んでいる
Acting Like A Friend Who Wants To Know
If You Might Come Away
まるでただの友だちみたいにふるまって
「もう行くの?」なんて軽口で
I Wonder What You'll Say
You Wonder Out Again.
でもほんとは 君がなんて言うのか 怖くて
君も迷ってて
On Wings Of The Night
Once Again You'll Take Flight
夜の翼がやってきて 君はまた旅立ってしまう
And I Don't Hear Your Voice Anymore
Tonights Dreams Will End
もう君の声が聞こえない
夢は今夜終わる
But I'll Stay Long After Then
And You Can Have Me Anytime.
だけどぼくはまだ ずっとここにいるから
いつでも もどってきていいから


まさに80年代。
名盤「ミドル・マン」収録の佳曲。
デビットフォスターとの共作らしい。うん、そんな感じのサウンド。
邦題が「トワイライト・ハイウェイ」…。いや、でも当時はアリなタイトルだったよね。
この曲も、映画「なんとなくクリスタル」で流れていた。

後半のギターソロは歴史に残る名演。
フレーズのひとつひとつ、口でも言えるなー。
ルカサーじゃなくてサンタナだったのか。ちょっと意外。

しかし、ボズの歌声はやっぱりいい。
細くて、鼻にかかって、甘ったるい声なんだけど、
なんともオトナな感じ。こういうバラードを歌わせると、そのよさが際立つなー。


この曲を聞くと、いろんな風景を思い出す。
日暮れのころの鎌倉海岸とか、夜の有栖川公園とか、夜明けの山下公園とか。
ちょうど1980年。自分、二十歳だもんな…。
みんな、元気でいてほしいなあ…。


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