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物件の「施工不良」について

あなたが住んでいる物件で「施工不良」が見つかってしまう可能性は、意外と身近にあります。

マクロな視点から見ると、

大工さんの数はどんどん減って、腕も落ちてきていることがその一因です。

7年前から2020年東京オリンピック開催の為に集中的に人材流出し続けていた状況もあり大工さんの数減少はよく業界内で言われていました。

開催延長された今においても、あのスーパーゼネコン清水建設の従業員の方が知らず間にコロナ発症し亡くなってしまったことで一時的に営業停止、その数多くの下請けへの多大なる影響、経済停滞の波や部材発注の遅れも出ています。

しかも少子高齢化が進むことで生産年齢人口が減少し、若くて活気ある大工人材を確保育成することも厳しくなることから、大工さんの数はもちろん、質も確保し辛くなっていくでしょう。

戸建や集合住宅を建てる大手ハウスメーカーやゼネコンは、その全ての住宅を自社で作る訳がありません。

現場仕事の大半は下請け、そのまた下請けの工務店に振るのです。

多くの大工さんは、次の後継者が見つからないのでどんどん高齢化していっています。

もちろん体を使う仕事である為、若い人材が欲しいが本音。だけど今の若者は3Kの仕事を嫌う傾向にある為、なり手がいないのです。

親会社の現場監督が下請けの仕事を管理するでしょうが、何十件、何百件と案件を一人で対応しているケースが多く、全てを見落としなく見切れることは不可能でしょう。

気を付けて確認すべきなのは、

物件の引渡の時。

業者と一緒に室内、付属設備等確認すると思いますが、

隅から隅まで見て下さい。

例えば、クロスやフローリングにちょっとした傷が入っていた等はすぐにでも直してもらうように手配をかけさせた方が良いです。

その時点で見つかったものは、

数センチ、数ミリ程度の傷であれ、

れっきとした施工不良です。

引渡後にある程度時間が経って直して下さいと言ったとしても、保証期間が切れていたり、経年劣化だと言い訳されることもあり、100%無償対応して欲しいなら日が浅い内からが良いのは明白でしょう。

私は不動産業界に関わり始めてから
どんなに有名なハウスメーカー、ゼネコン、工務店でも全く施工不良が無いことなんて有り得ないと確信しています。

もちろん耐震基準や建築基準に問題があるとか、悪意があるものだと訴訟レベルの話になりニュースにも取り沙汰されて、そういう業者はどんどん淘汰されてきていると思いますが、

そこまでいかないレベルの施工不良なら、何処の会社でも珍しくないはずです。

住宅の工程を100%AIロボットできるなら話が別ですが、人間の手で作っている以上、どんなに腕の良い職人でも絶対にミスが発生しない訳がありません。

施工不良を少しでも見つけたら、該当箇所の写真を撮って証拠を保全し、早めに業者側に伝えることです。時間が経てばどんどん有耶無耶になりやすくなります。

引渡時に室内確認する際は、マスキングテープを所持することです。

見つけた箇所に貼っていくと業者側も何処を直せば良いかすぐに分かります。


この手の話になると、当然業者側は謝罪します。

その時、あなたは心のどこかで

いつも忙しい中ご苦労様です。

という気持ちを持って指摘をする、あるいは最後にその言葉を添えてあげる等すると尚良いかと思います。

施工不良は、したくて発生させてる訳では無いですもんね。


何故この記事を書くに至ったかというと

今日は、私が新居に引っ越してから2日目。

まだまだダンボールが山積みの状況ですが、
昨日お風呂を初めて利用すると、浴室の混合栓からいつまで経ってもお湯が出ない…

幸い浴槽の中のお湯は出たから風呂には入れたけど、業者に確認したところ、混合栓の蛇口をひねって温水、冷水を使い分けするようになっていますが、温水にしようとしたら冷水が出て、冷水ならその逆、となっており配管の付け間違えが判明しました(笑)

来週直してもらう予定です。


ここまでお読み頂き、ありがとうございました😊

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