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なんでお金を稼いでいるのか?「新世界」を読んで

しゅんしゅしゅんです。

西野亮廣さんの「新世界」を読んだ。

彼が思い描く世界、その世界での過ごし方はホリエモンやメタップスの佐藤さん、幻冬舎の箕輪さんなどの思想と似た面が大きい。しかし、それらの人達が書いた本の中でも、これからの「信用経済とお金」的な話を最も「つかめる」本だ。西野さん自身「僕は実践家なので机上の空論はなし。体験談しか語りません。活動紹介みたいになっちゃうけど。」とさばきをいれていますが、だから良い。信用経済っていまいち概念だと理解しにくいが、この本は超具体でのみ構成されているので最も「つかめる」。

それでいて、最も「優しい」。描く世界もメッセージも文体も全てが優しい。圧倒的に優しい。ずるいくらい優しい。こりゃ人気でますな。いやいや、いい本です。是非読んでみてください。

この本はお金の話から始まります。今、この場から逃げ出したい時にお金がないと逃げられない。だからお金は大切。お金の話をすることは卑しいことではない。でもそのお金には大きな変化が起こっている。「貯金時代」から「貯信時代」へ。お金じゃなくて信用を稼ごうね、と続いていくわけですが。

お金を稼ぐことは卑しいという感覚が日本人にはあるって、お金本なんかではよく言われますよね。僕はそもそも卑しいなんてこれっぽっちも思っていないタイプです。かといって金の亡者でもありません。お金はあるにこしたことはない。じゃあ「なんでお金が必要なの?」と問われると、結構明確に理由をもってます

①やりたいことをやるため(たくさんの経験を通していつまでも好奇心をもった若者で人生を謳歌するため)

いつやりたいことが自分の中に湧き上がるかわからないし、お金がかかることなのか、かからないことなのかもわかりませんが。いざとなった時に我慢せずに、すぐにやることができる。「お金がないからあとにしよう」「お金がないからやめておこう」という選択肢を排除できる。どんだけお金がかかるかはやりたいこと次第ですが、お金があればあるほど、やりたいことがなんであれ、その選択肢を排除できるということです。前に新R25で読んだ下記の記事はなんか考え方が近い。

②大切な人になにかがあった時に守るために(結局お金がないと守れない助けられないシーンがある)

病気になって生活に困っている時、何かにチャレンジしたいがお金がない時。なにかがあった時に結局お金がモノを言うことってありますよね。いざという時になるべく助けたい。お金があればあるほど、気前よく救える。

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お金を稼ぐのはまずは衣食住のためだけど。ある程度の物欲が満たせるレベルを超えると(僕の中ではコンビニで値札を気にせず食べたいものを買えるくらいのレベル)そっから先は物欲のためにはお金は必要ない。

いざ攻める時、いざ逃げる時、いざ守る時に選択肢を多くもっておく。

それが理由でお金はあればあるほどいいと思ってます。

「資産運用ってやっている?」とか「保険は入った方がいいのかな?」とか「持ち家がいい?」とか「賃貸がいい?」とかとか。美味い話を見つける前に、自分のお金に対する価値観は?世の中のトレンドは?(お金の価値はどうなるか?)そしてどう生きたいのか?を考えるべきだよ。きっとね。

では。

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