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初対面の相手と緊張せずに話せる&相手に親しみやすい印象を与えるイメージしやすいテクニック

しゅんしゅしゅんです。

初対面の相手と緊張せずに話せて、しかも相手に親しみやすい印象を与える方法を知ってますか?アポの最初に名刺交換をして、テーブルについた後のテクニックです。

想像上の自分の両手がグッーと伸びて、相手の両肩に触れているイメージをするのです。映像でイメージするというよりは、肩に触れている掌の「感触」を想像してみると、より効果的。相手の肩の温もりとか、ジャケットの肩パットの質感とか、そういうものを感じてみるんです。

その「感触」を維持しながら話をすれば、いつもよりずっとリラックスした気分になれるし、相手にも打ち解けた印象を与えることができます。

とまあ、これは昔読んだ本の中に書いていたテクニックなんですが、営業職を7年やっていた僕はこれを新規のアポイントの時に試していました。するとなるほど確かに効果があるんですよね。このイメージがそうさせたのか、そうやって相手に向き合おうとするそもそもの姿勢がそうさせたのか、定かではないですが。個人的には実証済み。

何が良かったかって、両手が伸びて相手の両肩に触れるイメージ。これがイメージしやすかったんですよね。

その本には、相手の呼吸と自分の呼吸を合わせてみるとか。パッと会った時に眉を上げると柔らかい印象を与えて相手の警戒心を解くとか。自分のグラスを上げて置くときに相手のグラスに少し近づけて置く、相手がグラスを上げて置く時に、元の位置なら警戒心を抱いていなく、自分のグラスより離して置いたら警戒心を抱いているとか。初対面の人に声をかける時はバックを提げていないほうから話しかけると心を開きやすいとか。そういったことも書いてました。

両手が伸びるやつ以外は明確に分かりやすい行動だけど、両手が伸びるやつだけはイメージの話。でもこのイメージがイメージしやすかったから良かったのです。

それでこっからが本題なのですが、最近「ハーバード流 こころのマネジメント」って本を読みました。世界最高峰のマネジメント誌「ハーバードビジネスレビュー」年間最優秀経営アイディアに輝いた本書。

本書の目的は、豊かな人生を送るために、自分の感情を意識的に扱い、受け入れ、折り合いをつける術を学んでもらうこと。それが、エモーショナル・アジリティ(感情の敏捷性)。これは日々の状況に適切に対応できるよう、湧き上がった考えや感情を柔軟に調整することであると。

そのステップは①向き合う→②距離を置く→③理由を考えながら歩む→④前進するといったもの。詳細は是非本書を読んでいただきたいのだが、その中に刺激と反応の間に空間を作るというくだりがあった。

このくだりを読んだ瞬間、すごいイメージが湧くなと思った。感情を刺激するある事象に直感的に反応する前に広い空間を作る。僕の勝手なイメージだけど、刺激と刺激に呼応する反射の間に、透明な空間をブワーっと広げて、刺激と反応を遠ざけるイメージ。難しい理論抜きで、それだけで落ち着いて冷静に思考できそうだなって。

それで何を思ったかって、イメージがしやすいってテクニックとして大切だということ。それで冒頭の両手が伸びるテクニックを思い出した次第だ。

例えば「心を静めるために、心の中で青空と大草原を思い浮かべてくださいとか」って僕の中で意外に無理で。そんな要素の多い写実的なイメージって心の中に広がらない。

人それぞれイメージしやすいしにくいってあると思うのだけど、何かをテクニックとか手法として落としたり、プレゼンしたり説明する時に、いかにシンプルにイメージしやすいかってことを意識することは大切だなと。

ということで、「ハーバード流 こころのマネジメント」を読んで考えたことや学びをネタにしばらくnoteを書こうと思う。

刺激的な内容になるかどうかはわかりませんが、ぜひ悪態ついたりnoteを閉じたりといった反応をする前に、空間を広げてみてください。

では。

最後まで読んでくださりありがとうございます!面白かったらスキ!超おもしろければサポートいただけると嬉しいです!これからもがんばります。