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「はたらく」ためにお金を払う逆転世界。「新世界」を読んで。

しゅんしゅしゅんです。

西野さんの「新世界」を読んで。noteを2本書きました。今日は3本目。こちらで終わりにしようかしらね。今日はこれからの「はたらく」について想いを馳せました。

スタッフが有料でお客さんが無料というイベントが存在し始める。それくらい「作る」こと自体が文化祭みたいなもんで娯楽になっている。それだけ価値がある。衝撃を受ける人がいるかもしれないけどと。西野さんの「新世界」の中に、そんなくだりがあります。

僕的には全く衝撃ではなく、とても納得感のある話で、必然すら感じる少し近い未来です。

学園祭が楽しいのは、まあそうなんですが。それよりなにより、学生の頃のバイトって楽しかったなあと思うわけで。バイトなんてするもんだと思ってたからしてたし、そりゃ遊ぶ金を稼ぐためにしてました。僕らが学生の頃だと、将来の就活に役立つなんてこともありました。でも今考えると、あれは娯楽でしたね。

僕は仕事で大学生にインタビューすることも多いのですが、つい先日会った女子大生2人が「バイトって超楽しくない?ほんと毎日楽しいよねー」と話していた。変わっていない。いやむしろより娯楽化し始めているのかもと思った次第である。

少しだけ話はそれますが、北野唯我さんの「転職の思考法」の中で、転職先を選ぶ一つの判断基準として「これから伸びる業界か否か」があります。僕は今、人材広告業界に身を置いてますが、人材×公募広告はおよそこれから伸びていく業界ではないかなと思います。

でも唯一チャンスがあるとしたら、仕事の娯楽化。お金を払って仕事をする時代がくるとすると、そこにチャンスがあるのではないかと思う。人材×公募広告は人を募集する広告主からお金をもらって成り立っている。昔は求職者側もわずかながらお金を払って情報を買っていたが、既に無料化されている。ただここにきて娯楽のために仕事を探す求職者からお金をもらう世界が来てもおかしくないと思っている。その観点でいうと「仕事旅行」ってサービスは近い感じがするので注目しています。

このまま仕事と人のマッチングという世界にいるなら、この潮流は捉えておくべき大きな流れですね。

では。

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