2023年の漢字と2024年はこんな漢字にしたい
しゅんしゅしゅんです。
自分恒例の2023年の「わたしの今年の漢字」と2024年は「こんな漢字にしたい」を書き残しておきたいと思います。
ちなみに去年、2023年の漢字は「飛」にしたいと書いていました。
「飛」かあ・・・正直なところ、ちっとも飛べなかったな。
じゃあ今年の漢字はなんだったのか。
12月に入ってからうっすら考え始めたのですが、思い浮かんだのはネガティブな言葉たちでした。停滞とか滞留とか現状維持とか。
でも、ふと気づいたのですが、それって12月だけの話なんですよね。ピークエンドの法則といいますか、直近の感情にひっぱられてしまっているだけ。
実は最近、仕事へのコミット感が薄まり、特に12月前半は極短期的にめっちゃ落ち込んでました。
でも、1年全体を振り返ると、メンタル無双の状態期もありました。というかその状態の方が長かった。
仕事の結果は出してます。結果だけならここ数年でいちばん出してます。目標も安定達成してます。今の事業に取り組みはじめてからもうすぐ丸4年。取り組みの科学は進み、組織も大きくなり、ちゃんと回してます。
つまり、目標は達成したのではなく、目標を達成させた。
事業が大きくなったのではなく、事業を大きくさせた。
そう胸を張って言えます。
ここ3年、もがきながらも粘り強くPDCAを回し続けた結果、ひとつの正解がみつかりました。この正解を粛々とやり切り続けた結果、ちゃんと計画を達成しているって感じです。
この状態にまでもってこれたこと、粛々と行動をやり切り続けていること、ともに偉業。自分で自分をほめてあげたいです。
だから、停滞とか滞留はネガティブすぎる。あまりに自己評価が低すぎます。だったら何か。そこで思い浮かんだのが「安泰」って言葉です。漢字一文字にするなら「泰」ですね。
「安泰」はとても良い意味。連続的な成長であれば安定的に見えてきた。でも、非連続な成長にはいけていない。そういう意味では決して手放しで喜べるもんでもないと思うのです。
もともとこうなることを見越して、1年前もコンフォートゾーンを抜け出して「飛ぶ」ということを願ったのでしょう。
でも、日々の忙しさにかまけて、連続的な成長の安心感にかまけて、そしてここ2~3年で自分で作り上げたコンフォートゾーンにかまけた感がある。
まあでも。第一フェーズ完成が見え始めたのが去年末。その第一フェーズを確立し安定運用にまでもっていくこと、これはこれで大変なことであり、今年はこれに費やした。それでよくやったとしときます。
ただ、もう言い訳はできないかなと。自分には甘くなりがちな僕でも、もう1年この状態が続くのはちと違う。今の場所で覚悟をもってコンフォートゾーンを這い出て、第二フェーズを狙って暗中模索するのか。はたまた第一フェーズ完成という武器をもって外とコラボレーションに励むのか。別の場所でこの第一フェーズをゼロイチで作り上げる再現性に挑戦するのか。
なんでもいいが、言い訳はできない。
来年はわりと強い意志のもと、覚悟をもって進まないと、安泰の引力に引き戻されちゃう。組織も大きくなると、つまらない仕事も多くなります。そこにかまけていると1年などすぐに経過してしまう。
最近よんだ本で、自分の価値観の再確認として、感銘をうけたものがありました。
詳細は説明しませんが、僕はコーゼーションは楽しめません。エフェクチュエーションを渇望している自分がいる気がしています。
安泰は心地がよい。元来僕は安定を好むタイプで、カオスは好きではありません。でも探求は好きなのです。安泰な世界に探求する対象物はあまりない。
ここ数年はあまり気負わずに、こうしたい、こうなりそう、こうなればいいなという漢字を選んできました。今年は結構、気負おうと思う。
今年の漢字は「飛」に再チャレンジ!一瞬そうも思いましたが、そんな綺麗な感じではいかなそう。痛み、面倒、苦痛、ストレスを伴って、なんとか自分の怠惰や怠慢、安泰の引力に抗わないといけなさそう。
壊す、守破離の破。再構築の再、再挑戦の再、自己否定。抗う。引力に抵抗する。ああ、そうだね、「抗」がいい。来年の漢字は「抗」がいい。
今年はついに40歳だ。
そういえば、老いにも、もっと抗いたい。
ちょうどいいじゃない。
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