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できるビジネスパーソンは算数も国語も得意

しゅんしゅしゅんです。

算数と国語どっちが得意ですか?
ビジネス的に言い換えると、
「ろまん」と「そろばん」なのかな。
「論理」と「感情」なのかな。
「分析」と「ストーリー」なのかな。

たまに「どっちが得意?」なんて話題になるけど。
仕事ができる人はどっちかしかということはない。仕事ができる人はどっちもできるのだ。
算数と国語は対局の概念のように語られるが、そんなことはない。

論理あってこそのストーリーだ。筋の良い仮説の前提は筋の良い分析だ。
だから算数できる人は国語も強い。

「こうしたい」「こうあったほうがいい」という国語から始まり、算数で補強・証明して、人に共感してもらうストーリーをつくる。
国語と算数はいったりきたりだと思う。具体と抽象みたいにいったりきたりだと思う。分断されるものでもなく、分業されるものでもなく、連綿と続く仕事なのだ。

算数が強い人は決して計算が速い人ではない。
算数に強い人というのは、大局観の中で細部の違和感も許さない人のこと。あいまいさを許さず、影響やインパクトを正しく測ろうとするマインドをもっている人のこと。

「孫社長にたたきこまれた すごい数値化仕事術」を読了して、
そんなことを考えた。

ビジネスで数値を使わずに、国語だけで勝負しようとすると、負けてしまう。ただ国語を無視しても負けてしまう。使い分けできること、いったりきたりできることが、仕事ができるビジネスパーソンなのだ。

見せかけの対局の中で「私は算数は苦手、国語は得意だけど」とか「算数は任せて、国語は任せるとか」。言いがちだけど、それは「私はできない人です」と言っているようなもんでは。

私も国語が得意、算数は苦手って逃げの一言をいいがちです。
算数と国語。選り好みするのはやめよう。

では。





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