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「広げ人」と「畳み人」でオリジナルなチームをつくろう

しゅんしゅしゅんです。

「みずからのビジョンを率先して実現させていく人」

アダム・グラントさん著書の「ORIGINALS」ではオリジナルな人をこう定義している。そしてオリジナルであるためのノウハウを惜しげもなく披露している。ただ、そう簡単にはみずからのビジョンを率先して実現させていくことなんてできない。普通はできない。誰でもオリジナルな人になれると本書では言うが、なかなかなれない。普通はなれない。だから「広げ人」と「畳み人」でオリジナルなチームを作ればいいんじゃんってお話。

(「ORIGINALS」については下記のnoteで)

創造性と行動力を合わせもったイノベーターや起業家タイプは一般的にはリスク志向ばりばりのリスクテイカーだと思ってませんか?僕は思ってました。しかし、本書ではそうではないと述べています。オリジナルな人はリスクバランスをとるのだと。バランスといっても、つねに中程度のリスクを冒して中間に留まるということではない。ある分野で危険な行動をとろうとするのなら、別の分野では慎重に行動することによって全体的なリスクのレベルを弱めようとするのだと。

だからオリジナルな人は生まれつきの破天荒なんかではなく、普通の人。つまり誰でもなれるのですよと。これ自体コペルニクス的衝撃であります。

本業のサラリーマンで安定しているから複業ではっちゃけられるみたいなもんですかね。起業するから!フリーになるから!と言っていきなり会社やめるのは危険ってことですかね。どっかで安定していないと精神が蝕まれて、真っ当な判断もできなくなりますもんね。起業したこともないし、フリーランスやったこともないけど。そうなんだろうなと思う。

まぁそれは置いておいて。この中央値ではなく平均でバランスをとるのだという考え方に注目。なるほどなではあるんですが、一人の人間で極端な二面性をもつことも難しいと思うんですよね。とすると。二人でもてばいいのではと思うわけなのです。

いわゆるアイデアマンの「広げ人」。その広げ人のアイディアを面白がりながら着実に実行に移していく「畳み人」。創造性×行動=広げ人×畳み人。ぴったりじゃないか。そしてリスクを考えずにアイディアを出す「広げ人」とリスク感度が高い「畳み人」。これまたぴったりじゃないか。

「畳み人」がリスクを抑えるから「広げ人」が安心して広げることができる。お互いを補完し合いながらオリジナリティを発揮できるに違いないと確信。

もひとつ言うと、アイディアを創造する人は、自身の案に自信過剰になるケースがある。自分のアイディアなので確証バイアスにはまる。だからこそ一歩引いた冷静な目で見れる「畳み人」が必要だよなと確信。

「畳み人」思考のしゅんしゅしゅんは「畳み人」を極めようと思った強く思い直した次第であります。「てか広げ人とか畳み人とかってなんやねん」と思った方はこちらのVoicyを是非。

やっぱビジネスはチームだよな。

では。

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