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感情を何個に分類してもマイナスの感情のほうが多いという衝撃的事実

しゅんしゅしゅんです。

人間の基本的な感情の数については専門家によって考えが異なるが、ある一つの考えでは、喜び、怒り、悲しみ、恐怖、驚き、侮蔑、嫌悪の7つに分けられる。喜びと驚き以外の実に5つがマイナスの感情なのだ。(※驚きは心地よい場合もあればそうでない場合もある)

ちなみに基本的な感情の数はおおむね6から15の範囲に収まるが、いずれの分け方でもマイナスの感情の方が多いらしい。

これは「ハーバード流 こころのマネジメント」の中の一節だが、とても含蓄に富んだ事実だなとある意味感激した。

こんだけマイナスの感情が多いなら、こりゃあマイナス感情からは逃れられんなって。人間生きていれば凹むことはあるし、波乱が起きない人生なんてこの世には存在しない。

でも悲観的になる必要はないんです。なぜならネガティブな感情はとても大切だから。

例えば嫉妬は自己改善へと人間を駆り立てる強い動機づけになる。コンプレックもそう。人間は生まれながらにしてより良くなりたいという素晴らしい本能をもっているから、コンプレックス自体は健全。

ある研究では優秀な学生に対して嫉妬心を表した学生の方が、称賛の気持ちを表した学生よりも強い意欲があることがわかったらしい。

まあ基本的には昨日の自分より進んだかが重要であって、他人とばっかり比較するのは疲れるからあんまり良くはないんですが。それにコンプレックスが、強がるとか、自慢するとか、嘘つくとか、高圧的になるとか、無駄に着飾るとかそんなことに繋がってはダメだということは補足しつつ。

他にも恥ずかしさや罪悪感は融和の精神を育み、協力を促す。悲しみは何かがうまくいっていないことを自分自身に知らせる合図だったりする。

また同書ではネガティブ感情の効能をこうまとめている。

・議論を組み立てるのに役立つ
・記憶力が向上する
・粘り強くなる
・丁重さと礼儀正しさが増す
・道義的意識が高まる
・確証バイアスに陥りにくくなる

そう。つまり。人間ポジティブだけではやっていけんのです。

ここまでの話をまとめるとネガティブは必要だし起こりうるです。

となってくると、ネガティブな感情を受け入れながらも立ち直る力。そうレジリエンスだ。やっぱりレジリエンス最強説は濃厚ですね。

是非こちらのnoteも読んでくださいませ。

では!

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