しゅんしゅしゅんです。

どうやら複業に足を突っ込み始めていたしゅんしゅしゅん。
（詳しくは下記のnoteで）

自己成長・他社貢献を通した自己実現を目的に複業という働き方を進めていきたいと考えています。

ということで、複業の本を3冊ほど見繕って読んでみました。

「複業のトリセツ」の中にこんなアドバイスが。

時間は有限。お金を稼ぐために自分の時間を削っていく働き方では心身ともに疲弊してしまいます。時間で稼ぐ副業ではなく、自分の知識や経験を資産として積み上げていく、あるいは投資活動でお金に働いてもうら複業スタイルがよい（＝金銭面・身体面・心理面で豊かに）

完全に賛成。

さらに「複業のトリセツ」の中で副業が6種類に分類されている。この分類に従って、今後取り組みたい複業を考えてみた。

■時給型副業
働いた時間数に応じて報酬を得るタイプ。いわゆるバイトですね。飲食業を学びたいから飲食店でバイトして勉強するとかの目的がない限りやりませんね。その目的がない限り、時間と体力の上限がある中、頑張っても月１０万が上限だし。そもそも僕は副収入を得ることが第一義ではないので。

■能力給型副業
自分の知識や経験を活かして本業に加えて別の会社や団体でも働くタイプ。いわゆる複業・パラレルキャリアですね。知識経験を活かせるかつ自分が好きなこと、興味があることなら最高。やはりここを目指したいよね。

■投資型副業
お金に働いてもらって、利息や配当、家賃収入などを得るタイプ。お金が目的ではないので本腰入れてやるつもりはない（今も一応やってはいるけどこれ以上時間はさきたくない）貯金は美徳ではなく惰性だとは思うので、やってはおきたいくらい。

■シェアリングエコノミー型副業
「Airbnb」「akippa」とか資産を仲介する系と「ココナラ」「ストアカ」とか保有スキルを仲介する系。資産はもっていないので特に興味はない。スキルの売買は能力給型副業にも近いし他社貢献感もあるので、少し興味あり。

■資格活用型副業
FPとか宅建の資格を活かして副業。これはいいや。資格もっていないし。

■インターネット副業
ここまで分類しておいて、それ以外にネットを使った副業を別で分類。「複業のトリセツ」ではこのインターネット副業をお勧めする論調。インターネット副業の中でもブログ、ライティング、電子テキスト販売以外には興味ありませんな。僕は書くことが大好きなので。

とまあ、こうやって分類されると自分が何をしたくて何をしたくないのかを考えるきっかけになります。複業を考えている人はこういった本を読むことからスタートするのも良きことかと。

どの本にも共通して似たようなことが書いてありますが、自分の将来のキャリア、人生の目的がしっかり固まっていないと副業は単なる副収入を得るための労働になる。

そして目的意識が明確でないと複業生活は苦しくなるもの。お金だけが目的だと概して苦しくなる。「この報酬だとここまでのアウトプットです」と打算的になり、他社貢献・自己成長・自己実現の意味合いがどんどんなくなっていく。目的がお金ではないからこそリターンの額をはるかに超える労力を投じても苦ではないのだ。

複業で求めるべきものは、本業だけでは得られない自己実現や社会に向けての価値提供、または本業でさらなる成果を出すための学びという、その原点を忘れてはいけないのだ。

つまり「なんで複業したいんですか？何を得るために複業するのですか？そしてあなたは何が好きで、何をやりたいのですか？」これに尽きると思う。

最後に「複業の教科書」の西村創一朗さんのステキな言葉で紹介して締めくくります。

複業のコツの一つは「無理なくできること」だけに特化すること。自分発で自分らしい人生を実現するために始めるのが複業であって、苦痛や我慢を伴うものであってはいけません。好きなことや得意なことだけに特化できるのが複業の最大のメリットなのだから。

本業と複業が並行線を描く「パラレルキャリア」というよりは、互いにプラスの影響を与え合いながら双方が発展していく「スパイラルキャリア」を歩んでいきたいものですね。

では。

※ちなみに「複業のトリセツ」はその名の通り説明書。説明書はなくても進むことができるが、知っておいたらショートカットできる。まさにそんな感じ。「複業の教科書」はその名の通り教科書。教科書はなくても独学でなんとかなるが、間違った方向に進むことを防いでくれる。まさにそんな感じ。「自分らしく働くパラレルキャリアのつくり方」は22名の複業家のインタビューが掲載されているので事例集って感じ。それ以外の内容は「複業のトリセツ」「複業の教科書」に書かれていることと完全重複している。よって、あえて１冊だけ選ぶなら「複業の教科書」がおすすめです。