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35歳。大企業からベンチャーへの転職活動においてやったこと②


しゅんしゅしゅんです。

前回の続き。

⑤ここで初めて会社を見る(活動終了まで)

転職エージェントとの面談が終わると案件が紹介されてきます。

案件を見ていると「なんかこれは心躍るな」「なんかこれは心躍らないな」に分かれます。応募書類を出す会社を決めるというより、何に心躍り、何に心躍らないかの理由を言語化することが大切す。

すごいベンチャー100とか、ウォンテッドリーとか、転職サイトとかを見る時も一緒。見れば見るほど、だんだんと自分の志望する会社の輪郭がつかめてくる。

転職の背景、転職の軸、転職の目的、やりたいこと、いきたい会社などをはっきりさせる工程かと思うので、できる限り幅広く会社を見てみるのがよいと思います。

一方で。ベンチャーに絞ったとて世の中には思いのほかたくさんの会社がある。選択肢がありすぎて選択できない苦しい心理状態になったりするので、根詰めるのは厳禁ですね。大切な転職なもんで、あらゆる選択肢を俎上に載せて検討したいと思うものですが、無理。

⑥やっと履歴書と職務経歴書を書く(1週間)

さっさと書いてもいいのでしょうが、⑤までの工程で、目指す業界や職種や会社がわからない限り、自分の経歴においても何をメインにアピールするかが決まらないので。いったん履歴書や職務経歴書を書いても、書き直しが必要になるかもしれんのでもったいないかと。

⑦先人に会う(1週間)

実際に大企業からベンチャーに転職した友人や知り合いに実際に会って話を聞きました。

理由は自分の選択や感覚が間違っていないかどうかを確かめるため。自分の選択や感覚なので、間違っているか否かなんて関係ないのですが、転職活動中は迷いや気弱がでてくる。最後まで走り切るためのガソリン補充みたいなもの。

意思や覚悟を固めるため、もはや答えはありきで、答えを補強するための相談。まあそういうのもいいもんです。

⑧応募する(こっから先合わせて1か月)

ここまでの工程はまだ転職市場の外で市場をうかがっているだけ。実際に応募をしてはじめて自分が転職市場にさらされます

いやはや。結構思うところありますよ。なんせ普通に落ちる。新卒の時の就職活動より悲しいかも。だって10数年積み上げてきた自分の仕事人生を否定されたような気になるから。

実際に応募するまでは、書類選考くらいはどこでも通るだろうと高を括っているふしがある。無残に打ち砕かれます。ショックというより「ああ、ほんとに落ちるんだ」「自分の築いてきたキャリアが評価されないことがあるんだ」と素直に事実を受容する感じに近いけど。

受かる会社と受からない会社をよく見ていると、転職市場において自分は誰に人気があって誰に人気がないのか透けて見えます。結果に一喜一憂するだけだともったいないので、自分は誰にいくらで売れるのかに思いを馳せるのが得策。買ってくれやすいところに売りにいくのもいいし、買ってくれにくいところに売りにいくのもいいですしね。両方売りにいって見えてくるものもあると思います。

ただ落ちるとやはり凹みます。ここに関する対処法は「あなたの人格が否定されているわけではないと思おう」ネット上にもこんなもんしかないですが、そんなもんしかない。精神を強く保つしかねえ。

⑨面接のシミュレーションしとく

自分をアピールする面接。30代以上の人は10数年以上ぶりだと思うので、用意しておいた方がいいですよ。(面接受ける時は第二志望以下の会社から受けた方がいいですよ。感覚をつかんだほうがいい。)

想定される基本の質問は大手転職サイト(en転職とかマイナビ転職とか)の面接対策ページで拾えます。あとはウォンテッドリーとかで受ける会社の人事ブログを読んでいると「面接で〇〇を聞きたい」とか「〇〇を質問しています」が結構拾えます。

ここらへんの質問に対して、回答を準備しておく。実際に言葉で書いてみる。一回言葉にしておくだけで大丈夫かと。覚えてしまうと、不自然ながちがち応答になっちゃうので。

①志望理由と②その会社にどう貢献できるかの2つの質問は、受ける会社毎にしっかり考えた方がいいと思います。

特に②の準備が大切。その会社の置かれているフェーズ特有のある課題を解決するためにその職種を募集しているはずなんです。そのニーズに対して、自分ならどう貢献できるか?それはなぜなのか?その証拠はなんなのか?

面接で確かめるのは、①こいつは会社に合うのかと②こいつは活躍できるかの2点に集約されるとすると、後者の確認への答えですね。志望理由は前者の確認への答え。志望理由を答えるのはわりと簡単だけど、後者の確認にクリーンヒットする答えはすっと出すのは結構難しい。

⑩そして選考へ

ここまで書いておいて。実は僕。まだ複数の企業の選考中です。まだ最終どうするかは決めていません。

少なくともその段階でも確実に言えることがある。

本気の転職活動。実際に転職してもしなくても得る経験はおおきい。

ミニマムでも2~3か月もの期間かかるので結構大変ですが、自分の市場価値やキャリアを見直す、良いきっかけです。

では。

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