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あなたはどのパターンで人を集めたい?

しゅんしゅしゅんです。

ミッチ・プリンスタインさんの「POPULAR 人気の法則」を読了。

人気には2種類ある。
一つ目の人気が「ステイタス」。その人がもつ社会的地位を反映したもの。二つ目の人気が「好感度」。すなわち人として好かれている人気。幸せに繋がるのは「ステイタス」ではなく「好感度」である。だが、人は知らぬ間に思春期と同じ人間関係のパターンに陥る。対人関係の負のスパイラルから抜け出そうってのが論旨。

ラスト1ページにこの本の全てが詰まっているので引用。

どんな過去があろうと、もっと好かれるようになることは誰にも可能なのだとわかってもらえたら、これに勝る喜びはない。人に好かれるチャンスは山ほどあるーおそらく一日に何百回も。大切なのは、思春期のころの「人気者」の概念を捨て去り、幼いころの学びに立ち返ることなのだ。人として好かれたいのなら、自分の欲求より仲間への思いやりを優先させる。注目度や支配力を競うのではなく、他人に興味をもち、「いいね」ボタンは忘れて、身近な人々と親密な人間関係を構築する。優越感を満たそうとするよりも、人に寂しい思いをさせず、人を受け容れるような選択をする。人気から来る満足感は、目立とうとするのではなく、まわりに溶け込む努力をすることで得られるものだ。

ただ、人間は本能的に「ステイタス」を求めるものだとの記述もある。
「ステイタス」って錯覚資産に繋がっている。
「ステイタス」という錯覚資産を武器に幸せが訪れることもあるだろう。
だけど「ステイタス」にはキリがないので、いつか息切れしてしまうのだろう。

最近は、パワーがある人、アイディアがある人、行動力がある人、リスクをとる人、言い出しっぺに人が集まってくる。だから「旗を立てよ」と急かされる。オンラインサロンとかはまさにそうだと思う。

ここで集まってくる人は、その人が好きだからって気持ちはもちろんあると思うのだけど、憧れで集まっているとも思う。もしくは夢が見たいと思って。

あ、全然それでいいのだけど。ビジネスの世界で人間を大きく二分するとビジネスを広げる人とビジネスを畳む人がいるという考え方がある。広げ人はこのような人の集め方が良いのだと思う。ただ畳み人の方は好感度で人を集める必要があると思ったりするのです。

自分はどちらを求めるか。これは価値観の問題。
人に好かれる。人望がほしい。人を集めたい。
字面は一緒だが、自分はどう生きたいから、どんな手法でそうするのか。
ここを決めておかないと、苦しくなるんだろうなと。

「憧れ・混ざりたい」で人気者でありたいのか
「好き、安心したい」で人気者でありたいのか
「強さ、頼りたい」で人気者でありたいのか


僕は真ん中かな。

では。

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