心震えるサービスを見つけた。携わりたい。ああ心震える。

しゅんしゅしゅんです。

心震えた。

心震えるサービス。

僕の本業は求人メディアの企画職。アルバイトを採用したい企業と、アルバイトを探している個人をつなぐ求人メディア。もちろん意義深い仕事。アルバイトを採用したい企業は、社員を採用したい企業よりも数が多い。大企業から個人商店まで裾野が広い。アルバイトの仕事を探している個人は、社員の仕事を探している個人よりも数が多い。高校生からシニアまで裾野が広い。だからその影響範囲はとてつもなく大きい。

未曾有の人材難。シニアや主婦の就業意欲の高まり。そんな今、必要とされているサービスだし、個人と企業のマッチングを生むための信頼できるサービスを運営している自負をもっている。

でもだ。

仕事探しという分野においては、同じなのに。

でもだ。

このnoteを読んだ時。

一つは、「高卒採用」の変革と活性化です。
高卒採用にも様々な問題があります。その代表が「一人一社制度」です。高校生は学校経由で企業に応募しなければならず、しかも「一社」しか受けられません。そしてその一社に決まったら、原則として必ず就職します。落ちた場合に、初めて他の会社が受けられるそうです。おかしくないですか。企業側が有利すぎませんか。

もっと多くの企業を知り、様々な社会人と出会ってから、就職を決めるべきですが、それが許されません。NEWGATEでは、高校生と企業のマッチングを活性化させることで、高校生と、学校の先生と、企業の三者がきちんと議論して、よりよい高卒採用につながるようにしたいと思います。

この文章を読んだ時。

衝撃を受けた。心が震えた。

アルバイト雇用領域にもまだまだ大きな不便も不具合もある。

でもだ。別の衝撃を受けた。

今まで仕事で知っていた、肌で感じていたアルバイト雇用領域の不便とは、不具合とは何かが違う。

この違和感はなんなんだろう。自由なのにその自由を選ばない人の不具合と、そもそも自由じゃない人の不具合の違いだろうか。

うまく言語化できない。でも不条理だと心で感じる。

もったいない世界だ。僕は直接高校生にこれが悲しい世界なのか、悔しい世界なのか聞いたことはない。悲しくも悔しくもないのかもしれない。でも若い力がくすぶっているとしたらもったいない。

若い人からすると余計なことかもしれない。現行制度で幸せだし、自分に合う仕事を見つけた人だってごまんといるだろう。

でも、やっぱりもったいない。自分自身の原体験があるわけでもない。なのに、心が揺さぶられた。このnoteで書いているような、世界になればいいと素直に思った。

この課題を解決しようとするほかのサービスもあるのかもしれない。この課題を解決しようとする人は他にもいるのかもしれない。素直に携わりたい社会課題だ。

高校生ってもう大人だと思う。いや子供かもしれない。どちらにしても高校生にも大学生にも若手の社会人にも大した差分はないと思う。20歳で成人ってこと自体に意味はない。20歳は成人かもしれないし、社会人に出て3年くらいで成人なのかもしれない。どちらにしても高校生だから大学生だから社会人だからってそれ自体に差分はない。なのに就職となると差分がある。その差分に意味はない。

個々人の選択はなんでもいい。でも選択できない状態はとてつもなく不幸。選択が奪われていること、情報格差があること、それはとても不幸。自分の人生を選択できること、コントロールできることが幸せなんだから。どんな選択をしたかは幸せという「果」に対して「因」にはならないが、選択ができることは幸せの「因」だ。

大学に行くことがダメだとは思っていない。早期から社会に出て働くことが正しいとも思わない。個人の選択の自由だ。どちらを選んだって、幸せに生きることができる。だから早期就職を促したいわけでもない。ただ豊富な情報と豊富な選択肢に裏打ちされた自由があることは絶対に正しいと思う。

選びたいのに選べない人。そんな人だけがいなくなればいいと思う。

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