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「言いたいことを全て言わせてあげられたなあ」が商談の正しいGOALだ

しゅんしゅしゅんです。

知ってますか?好奇心ってのは幸せの元にもなるらしいですぜ。新しい刺激があると脳は幸せだ~と感じるんですって。やっぱり好奇心最強説は間違いないね。

なんてことを言っている内に…ハーバード・ビジネスレビューが好奇心をテーマに取り上げているではないか。これは即買い。とゆうことで、好奇心について書こうかなの第一弾です。

さてさて、好奇心があれば質問したいという気持ちが自然と生まれてきますよね。そして質問をすることは好奇心を腐らせずに育んでいくのです。まさに好循環。質問上手にならないといけませんね。

相手が答えたいこと(話したくて話したくてたまらないこと)を上手に察して質問できる人のことを、人は好きになります。みんな質問して欲しくて欲しくてたまらないのです。質問することはデメリットなしでメリットだらけ。こりゃあもう、質問上手になるしかないですね。

でも人はそんなに質問をしない。

ハーバード・ビジネスレビューの論文の中で、その理由が述べられている。色々あるけど、詰まるところ質問の威力がわかっていないからだと。

そして質問の威力の例として、質問回数と商談成約率の相関関係が紹介されている。ある一つの商談の中で、11~14回の質問回数が最大の成果につながると(14回を過ぎると成果は下がってくる)。ちなみに、質問してやろうと意気込んで前半に質問を集中させるのは得策ではなく、質問は全体に散らして自然な会話を保つのがよい。尋問のような質問では11回質問したとしてもあまり効力はないって。

しゅんしゅしゅんは7年間の求人広告営業の経験がありますが、これは納得感ありますね。質問の数が多い営業。会話のキャッチボールの中に尋問ではなく質問を上手に織り交ぜる営業。そんな営業は優秀です。

商談を終えて、営業を見送った後にお客さんが「よし、今日は言いたいことがしっかり言えたなあ」って気持ちになったら勝ちです。自分が営業を受ける時に「自分(自社)の課題をちゃんと伝えられた、与件も共有できた、要望も伝えきった」そんな気持ちになれたら安心じゃないですか?次にその営業から受ける提案に安心しませんか?

営業はそれではダメなんです。

営業は「今日は言いたいことを全部言えたなあ」ではだめ。「プレゼンしたいことを全部話せたなあ」ではだめ。

「お客さんに言いたいことを全て言わせたあげられたなあ」でないとだめ。


そんなこんなで、質問の威力を信じましょう。

質問の数を意識的に増やすことが、質問上手への近道です。質問の数を増やすといっても、単発質問の繰り返しはお勧めしません。深堀りする質問がいいですね。「なぜあなたはそう思うの?」「それってどういうことなの?」「もっと具体的におしえてください」「つまりどういうことですか?」などなど深堀りしていく質問。

人は自分の好きなことにまつわる話がしたい。対面する相手が自分の好きなことに興味ありそうに質問をしてくる。それに乗せられてどんどん話す。これ以上に気持ちいいことはないのです。そして対面する相手のことがどんどん好きになっていきます。

質問をすることで好奇心を育む。好奇心が育まれると、どんどん質問ができる。その好循環を繰り返していると、いつのまにやら人気者になっている。

いや、最強でしょ。

では。

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