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ピジョットex採用型イダイナキバ

はじめに

どうも、やっさんです。
今回は初シティリーグ参加しましたので記念も兼ねてnote書きます◎


イダイナキバに決めたワケ

自分はポケカ歴も浅く、ジムバなどでの練習量もそれほど取れるわけでは無いので、環境デッキは練度で差がつくので握らないと決めていました。また非エク(Vやexなどルール持ちでないポケモン)が活躍できるデッキが好きなため、そんなデッキを探していたところイダイナキバに出会いました。

英語名 great tusk(すごいキバ)

イダイナキバ!キミに決めた!!

でも前にちょっと流行ったけど、ホントに勝てるんか、、、??と不安ながらまずは相手を絞って対策しようと思いました。
2024年4月時点の環境的にはリザードン、とにかくリザードン、次点でルギア、ロスト系、パオジアンあたりが多いと予想しました。
サナも視野に入れましたが少ないと予想して弱点対面はこの時点では割り切りました。

リザードン、ロスト、パオジアン対面では山札トラッシュ&ビワで鍵となるカード(つりざお、アメ、ミラゲ、エネ回収)を落とすと積み盤面を作れる事があります。
ルギアもルギアVstarや特殊エネルギーがトラッシュされた場合かなり有利ですが、アーケ落とす場合もあるのでそこは割り切りですね。

また、グッズや特性などで山をガンガン引いていき、盤面を作るのが今の主流と感じていたので山削り系のLOは相手のリソース管理とプランに大きく干渉できるだろうと判断しました。

また、両負けは避けたかったので他のデッキより考えるパターンが少ないのもポイントかもしれません。シーズン4で初シティだったので時間で相手に迷惑かけたくない事も気にしていて、実際に私の場合の平均の試合時間は20分ほどで、両負けもありませんでした。


デッキリスト

少しクセのあるデッキ

こんな感じのデッキリストになっています。
一般的なイダイナキバと大きく違うところは、ポケギアを抜いて、ポッポ2-ピジョットex2、アメ2を採用してるところでしょうか。
その他のカードは次に紹介します。


特徴的な採用カード

マッハサーチは相手に見せなくてええんやで

まずはピジョットex、様々な状況に刺さるカードを持ってこれるエライ子
 今回の構築では基本的に古代サポートを確実に持ってくる為に入れましたが、割と序盤に古代サポートはあるけどピジョットが立たない事が多いです、本末転倒かもしれませんが、前半は探検家やらで割と回るので、後半に立てばよいくらいで考えてアメ進化の2-2採用。
 後半になると相手を縛る方法や山札のリソースが見えてくるので、それに応じた妨害カードを持ってきて締める役割として活躍してくれました。(ビワ、ナンジャモなど)
 ポッポスタートでも「なかまをよぶ」でかがやくゲッコウガとイダイナキバ呼べて、次ターンで倒されても基本エネルギーがトラッシュに行くため、オーリムに繋がります。(オーリムは基本エネルギーがトラッシュにないと使えないため)
 今回の構築でネストボール、ハイパーボール、ボウルタウンが少なめなのもポッポで代用できるためです。

自分も多くなるが、、、?

このスタジアムが意外と刺さりました。
 オーリムを毎ターン打つと、イダイナキバがじばんほうかいするエネルギーは足りてるけどトラッシュから基本エネルギー貼らなきゃいけない場面がよくあるので、これを逆手にとって相手にエネ要求を押し付け、1ターンもらうために採用しました。
 初手にあった場合でも、相手の後1エヴォリューションを阻止出来たりするのでなかなか優秀でした。
 たねアタッカーが多い環境なのも追い風になってました。

小ツキ?古ツキ?子ツキ?

HP140のイダイナキバは超弱点のため、超タイプ70〜100の打点あればブーストエナジー古代(HP+60)付きでもワンパンされるので、抑止力として採用しました。
また、古代カードは16枚あるので「あだうちやばね」の最大打点は160+素点70=230ですので悪弱点が多い超タイプはほぼ処理できます。

意外な効果として、トドロクツキが場にいる事でイダイナキバが見えるまでは古代デッキに偽装できて相手が山を掘り進めてくれる事もありました。
古代デッキとして盤面が進まない雰囲気に見せかけて、イダイナキバ、ダブルターボ、古代サポート、カウンターキャッチャーあたりが揃ったら奇襲するのも面白いかもしれません。

エーススペックも戻しちゃう

山に戻すのでマッハサーチとの組み合わせならサポ以外は即起動も可能。
具体的には序盤で落としたダブルターボエネルギーや、一度使ったサバイブギプス、ポケモンリーグ本部または災いの荒野を戻すために使いたいです。
対戦ではあまり使う暇が無かったけど、釣り竿をビワで落とされた場合のポケモン回収手段としてのケアも考えて採用しました。


実際の動き

まずは後攻、これ一択です。
もっと言うと負けて相手が先攻を選んでくれたら怪しまれずに済みます。

各ポケモンでのスタート、序盤の動きは以下の通り

①スタートポケモンがイダイナキバ
古代サポ(探検家)、ダブルターボがあれば後1で相手の山札4枚トラッシュできるので、まずはコレが理想的です。かがやくゲッコウガ→かくしふだ→オーリム→じばんほうかいはやりすぎです笑

②スタートポケモンがポッポ
基本エネ貼ってなかまをよぶ→かがやくゲッコウガ、イダイナキバ
次ターンで逃げて、手張り+オーリムで「じばんほうかい」に繋げます。

③スタートポケモンがかがやくゲッコウガ
基本エネに余裕あれば手貼りして、かくしふだ2枚ドローからの引き次第です。手札悪いと思ったら、思い切ってダブルターボを切って2枚引くのもアリだと思います。次ターンでベンチに逃げて盤面を整えたいので、できれば1エネは貼りたいです。

④スタートポケモンがクチート
相手のポケモン次第では「あまいわな」でバトル場に縛り続けこちらの盤面を整えます。ロスト対面だと相手のウッウが準備できていなければキュワワーを縛るのも良さそうです。
他の対面ではカウンターキャッチャーがあれば、あえて倒されて、後ろを呼んで時間を作ります。

⑤スタートポケモンがミミッキュ
相手次第では1エネルギーだけ付けてバトル場に居座り続け、こちらの盤面を整えます。

⑥スタートポケモンがトドロクツキ
これはまだなった事が無いのでなんとも言えませんが、逃げエネが2と重めなので倒され待ちする方が無難かもしれません。逃げようとしてエネルギー手張りして倒されてもトラッシュへ行きオーリムに繋がります。

⑦スタートポケモンがピジョットV
対面を見て、ベンチに下がった際に山札へ戻るか決めましょう。倒されたり自分でトラッシュしない限りまず山札に残り続けるのでカイナに取られる前に早めに山に戻るのが良さそうです。

中盤の動き

遅くとも3ターン目には4枚トラッシュの「じばんほうかい」を打ちたいです。古代ブーストエナジーがついていれば、2ターン連続で打てたりします。

ここで問題になるのはオーリムと探検家のどちらを打つかの選択です。
トラッシュに基本エネルギーが無ければオーリムが使えませんし、オーリム使ってもエネ加速する先がベンチにいなければもったいないのでベンチワークと相談で使い分けます。

バトル場がイダイナキバの場合
ベンチは基本的に
①かがやくゲッコウガ(ドロソ+オーリム用エネトラッシュ)
②イダイナキバ(次のじばんほうかい用)
③ポッポ→ピジョットex
④ミミッキュ、クチート、トドロクツキ
⑤ピジョットV
以上の枠で考えます。

中盤は①、②、③くらいで回します。オーリムが連続で打てそうなら④にイダイナキバを準備して押せ押せ展開にする事もあります。

④の枠については相手のいれかえ札が落ちていればクチートが中盤に相手のシステムポケモンを縛ってくれる為後半への準備が楽になります。

この頃になると③のピジョットexが立っている事もあるので、相手に合わせてスタジアムや道具を使い分けます。出来ればサバイブギプスは後半に温存します。

ひとつだけ気をつけたいのは、⑤のベンチは必ずひとつ空けておくこと、ピジョットVでの山切れ防止の為です。

後半の動き

相手の山札が15枚くらいになると相手もリソースを使い果たし、エネ切れまたはいれかえ札切れ、つりざおの枯渇など動きが制限されていると思います。
油断はできませんがほぼ相手のデッキの全貌がわかるので、ここからは自分のリソースを気にします。
相手も勝ちに行くため山札を引に行くしかないので、こちらのペースで進めましょう。

ともだちてちょうがあれば積極的にオーリムまたはナンジャモを戻します。
探検家は6引いてしまうのでここではもどしません。「あだうちやばね」の肥やしにしましょう。

ナンジャモを戻す理由としては自分の手札がダブついてる事が多いので、ピジョットVがサイド落ちで居ない場合のケアとしてナンジャモで山札回復するためです。また、相手のサイドが進んでいなくて手札が少ない場合にも相手に引かせる手段として有効なのでナンジャモは大事にします。
後は山札の枚数に応じて最後の一手を【押す】タイミングの判断をします。

実はここで後攻である事が効いてきます。
先攻は先に山札を引いているので、ほぼ同じように進んだ場合山札切れで負けるのは先攻です。
今回ジャッジさんに確認したのですが、自分の山札ゼロ枚でもオーリムは使えるので相手の山札4枚以下の場合は遠慮なくオーリムを使い、高らかに「じばんほうかい」を宣言しましょう。

不思議なもので、LOで勝つときは自分の山も3枚以下といったギリギリの勝負になる事が多いです。相手を削るのにはこちらもそれなりの対価が必要なんですよね。
こういった事が伝わるのか、こちらが勝った後にもお相手もやり切った感でお互いにリスペクトしてもらえたりするでこちらも気持ちが良いです。


終わりに

このデッキを使って初参加したシティリーグでは3-3(不戦勝含む)の61人中33位となりました。2戦連続で相手のボウルタウンを使わず、ピジョット進化を見送ったプレミもあったので、使う人が変わればもっと上を狙えるデッキかもしれませんね。
わりとストレージにあるもので組めそうなので、気になった方は使ってみて下さい。

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