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キャリアのガソリン、情熱編

前回「ビジョンを見つけるカギとなる4つの軸」に関する記事をUPしました。

今回はその中で紹介した軸の1つ【情熱編】
キャリアにおける情熱の捉え方、使い方、そして見つけ方のヒントについて書きたいと思います。


キャリアにおける情熱の捉え方

アスリートがセカンドキャリアの問題について考えようとする時、まず始めにぶつかる「競技以外で情熱を傾けられるモノが見つからない」という壁。
この時点で思考停止し、行動も停止してしまいます。その結果「競技以外で自分が何をしたいか、何ができるのかわからない」「どうやってその何かを見つければ良いのか分からない」というジレンマの中で身動きが取れないまま月日が過ぎ、気付けば引退です。

先日、本田選手がイベントで投げかけた上記の3つのメッセージはつまり、「とにかく行動しろ!」だと思いました。
ここからは私見ですが、本田選手を突き動かしているのは【情熱】です。ビジョンが自分を突き動かすエンジンだとすると、情熱はいわばガソリン。本田選手と一般的なアスリートでボディ(=肉体)に大きな差はありませんが、搭載しているエンジン(=ビジョン)の馬力と、そこに注ぎ込まれるガソリン(=情熱)の量・質は桁違いです。

また、いくら高性能なエンジンが搭載されていたとしても、ガソリンが無ければ走れないのと同じで、情熱は全てのエネルギー源であると言えます。
つまり、そこに情熱がなければ走れないのです。
しかし、アスリートは1度情熱の在り処が見つかりさえすれば、F1カー並みのスピードで走り続けることができます。なぜなら、スポーツに情熱を注ぎ続けてプロになるまで登り詰めた経験があるから。
アスリートは気付いていないだけで、超高性能エンジンを誰しもそのボディに既に搭載しています。


情熱の正しい使い方

そして情熱には、外向きな情熱と内向きな情熱の2種類があります。

外向きな情熱
- 何かに・誰かに貢献したい、こんな世の中にしたいというfor youな情熱 

 内向きな情熱

- 大金持ちになりたい、名誉や肩書きが欲しいというfor meな情熱

内向きな情熱を否定するつもりはありません。人は誰しもより良い暮らしや名声を求めて当然です。
しかし、アスリートには外向きな情熱をガソリンとして行動して欲しいと僕は切に願います。なぜなら、アスリートは社会を牽引する影響力とポテンシャルを秘めていると信じているからで、僕自身がアスリートを尊敬してやまないからです。

少し話が脱線しますが、就活中の体育会系学生に「卒業したらなにしたいの?どうなりたいの?」と質問をすると「とにかく稼ぎたい、お金持ちになりたい」という回答がやたらと返ってきます。でも企業は、そんな学生はこれっぽっちも欲しくない。僕はこれと同じ図式がアスリートのセカンドキャリアでも頻発している気がしてなりません。


情熱の見つけ方のヒント

最後に、あなたが情熱を見つけるために明日からでも出来ることをいくつか書いておきます。

・フットワーク軽くとにかく行動する
 ・自分の所属するコミュニティの外に出てみる
 ・会いたいと思った人には、まず連絡してみる
 ・Twitterで発信力のあるインフルエンサーをフォローする
  ・本を読む
  ・パンツを脱ぐ(=要らないプライドを捨てる) 
  ・自分自身に関する理解を深める

僕が実施する1対1のキャリアサポートでは、あなたの情熱の在り処を探すプログラムも行っています。興味のある方は是非気軽にDMください!なんと、今なら無料です!副業禁止なのでw


次回は、4つの軸の2つ目【才能編】について書きたいと思います。


-fin-


いつも読んでいただきありがとうござます:)