子供へのコントロールを手放す②

子供へのコントロールを0にすることが今の課題。日々生活していると小さなコントロールってやっちゃうんだよね。でも、今コントロールしちゃった。ってまずは気づけることが第一歩。気づけたならあとは手放すだけだからね。気づけたら喜んでいいんだよね。これでまた手放して自分も息子も解放してあげられるんだから。

最近の息子は朝から晩までひたすらDVDを見続ける。息子が生まれる前からうちにはテレビもDVDもなかった。だから、長男は生まれてからテレビもDVDも家では見たことがなく育ってきた。でも、次男の妊娠後期くらいに(長男が3歳の時)、さすがに身体は重いし有り余るほどのパワーのある息子を相手できる体力もなくDVDプレーヤーを買って見せるようになった。その頃から結構長く見ていたけど、最近ほど長くは無かった。多分それは、私がそろそろ辞めようかとか、何個観たら終わりね、とかって決めていたから。私の都合で。最近になって、わたしが遊びにさそっても、それよりDVDを観てるって言われることが増えてきて、朝起きたらすぐにDVD見て、食べるの大好きだった息子がご飯なんて見向きもせず、食べ始めてもそこそこに終わって、またDVD観て。幼稚園から帰ってきてもやりたい事はDVD観ること。同じDVDを何度も何度も見てるけど、観てるときは凄い集中力で、話しかけても全然耳に入ってないの。この集中力は本当に凄いなぁと思うんだけど…やっぱり、ここでもまた「恐れ」がでてきてしまう。だからコントロールしたくなる。

どんな恐れかって…それは、集合意識から外れる事。DVDやテレビの視聴時間が子供に与える影響って、あまり良い事とされていないじゃない。それを息子は幼稚園に行っている時間以外はほぼずーっと観るようになってしまったわけで、やはり不安が襲ってくる。DVDを観続けてこの先どうなるのか、いつまで観続けるのかもわからないのに、勝手に悪い想像だけが膨らんで起きてもいない事への恐れにのまれてしまっている。

「今」起こっていることは息子はDVDをものすごい集中力で楽しんで観ているということ。ただそれだけ。確かに発育の面で良くないとされていることが起こる確率は高いのかもしれない。けれど、必ずそのような事が起こるとも限らない。息子に限って起こらないと言っているわけではなく、先のことは分からないということ。わたしの狭い考えや集合意識に従うことで、息子の「今」やりたい!気持ちをコントロールしてしまうことの方が恐い事なのではないかと思った。

DVDを沢山観続けたから次に繋がる何かがあるかもしれない。何かやって何にもならないことなんて人生の中で何も無いはず。回り道をしようがどんな人生を歩もうが、それは息子の人生。わたしから見る息子の人生と、息子自身が見ている自分の人生では見え方も感じ方も全く違うはず。息子は息子の人生を歩んでいるのだから。集合意識の恐れに怯えて生きるより、息子のこれからの無限の可能性にワクワクしながら生きたいと思う。こうなったらどうしよう、とか、まだ起こっていない不安は手放して「今」を大事に生きたい。

息子の「今」やりたい!を見守りつつ、必要最低限の手助けをしていきたい。

自由にさせる(コントロールしない)と放任は違うと思うから。

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