「ある」に気づく

出来ない事や無いものに意識を向けるととても疲れる。

そして、出来ない事や無いものばかりが目につくようになる。

落ち込んだり、イライラしてくる。どんどん気分が悪くなる。

そんな時は、「ある」に気づけなくなっているだけ。あるものに意識を向ければ気持ちは変わるし現実も変わる。


息子の癇癪が酷くて困ることがある。

でも、この困るという現実を作ったのは私自身で、勝手に困っているだけ。だから、困らない現実を作ることも可能なんだ。

息子の癇癪が起こった時に、

あぁ、また癇癪を起こしてしまった、また一呼吸置けなかったな…なんで気持ちをコントロール出来ないんだろ…という様な事をつい思ってしまい、まただぁ、困ったなぁ、イライラするわ〜もう静かにして!言うこと聞いてよ!ってなってしまう。

でも、これって、今の息子の出来ない事、無いものばかりを見ているから気持ちが苦しくなっている事に気がついた。



今、息子は癇癪を起こしている。

これは、事実。

で、この事実は良いも悪いも無く中立。

そこに私が「困る」という意味を与えただけ。

自分をコントロール出来ずに癇癪を起こす息子に困る。という現実に私がしたんだよね。私が困るという意味を与えて勝手に気分が悪くなっているだけ。

息子が出来ない事、無いものを見つめて自分で苦しくなっているだけ。無いものをみてると本当に気分がどんどん悪くなる。

気分が悪くなる思考は、その思考が間違っている事を教えてくれている。

だから、少しでも気分がよくなる思考をするためには今あるものを探したら良い。癇癪を起こしている息子の「ある」を見つけたら良い。

癇癪を起こしていようが、息子が大事な存在には変わりがない。大切な存在。

癇癪を起こしてしまう原因がある。ということは、ストレスを取り除いてあげることを考えてみる。息子の気持ちに寄り添ってみる。

癇癪が起こるという現実が変わらずあるということは、私や夫のアプローチが違うということ。同じアプローチではダメな事を教えてくれている。他のアプローチを試してみる。


冷静になって、息子のあるをみつめてみると、現実に対する意味づけが変わる。

癇癪起こされてギャーギャー泣きわめかれて話もできない状態だと、イライラしてその現実から逃げたくなってしまうけれど、逃げていては気分が悪くなるだけ。

どんな時でも「ある」を見つめる。

どんな現実だって自分が作っているのだから。

息子の癇癪に引きずられている場合じゃない。

私が私の選びたい現実を選んでいく。





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