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「採用業務をアウトソースするなんて」と思うアナタへ。採用代行に対するイメージが180度変わったお話。


人事の仕事を外注するーー。みなさんはどんなイメージがありますか?

できていない採用業務 全部やります」と打ち出しているCasterRecruitingチームに数ヶ月前に入った私は、正直入社前は「採用代行ってオペレーションを回しているだけなのかな」と思っていました(今だから言いましたすみません…笑)。

ですが入社して驚いたのが、CasterRecruitingチームのクライアント企業に対する圧倒的な当事者意識でした。
実際業務自体はオペレーション化をして誰もが一定の仕事をできるように工夫されているのですが、「どうやらこの会社は”ただの外注先”ではなさそうだ」と気付きました。

私の「外注」のイメージがガラッと変わったのが、株式会社フクロウラボさんを担当している澤田さんと仕事を始めたときでした。

私がこの企業さんの採用広報の方針策定に携わり始めた頃、澤田さんに「フクロウラボさんの平均年齢ってどのくらいなんでしょうね?」と軽く聞いてみたことがありました。そうしたら一瞬で「○歳です!」と返ってきたのです。
自社の平均年齢をすぐに答えられない人事だっているはずなのに、社外の人が即答できるのか…と心の底から驚いたのを覚えています。

というわけで、採用業務のアウトソースを依頼する側と受ける側、それぞれがどのような思いで仕事をしているのか。直接お話を聞いてみることにしました。
お話を聞いたのは、フクロウラボ 紙谷さんとCasterRecruitingチーム 澤田さんです。

オンラインインタビューの様子。
(左)CasterRecruitingチーム 澤田さん (右)フクロウラボ 紙谷さん

採用のアウトソーシング、どこまでが業務範囲?

ーー 澤田さんは具体的にどのような業務をしていますか?

澤田さん: 採用目標に対する戦略のプランニングから求人媒体の運用、日程調整など、選考に関わる一連の業務を行っています。

紙谷さん: 実際は選考だけでなく、内定をお出しして入社してもらうところまでサポートしてもらっているので「最終面談でこんなことを伝えましょう」といった部分まで相談しています。
その結果、売り手市場で採用難易度が高いと思っていたエンジニアさんがスピーディに採用できているので心強いです。それから元々は代表の清水さんがほとんど1人で採用活動をしていたのですが、最近は採用フローも整ってきました。

ーー 外部に採用業務を依頼するって、実際どのような感覚なのでしょうか?

紙谷さん: 人事のプロフェッショナルが社内にいるような感じなんですよ。澤田さんは私たちが掲げている採用基準も理解してくれていて、仲間として一緒にやってもらえています。仲間だけど社外にいる方なので、市場や業界のトレンドなども加味してサポートしてもらえるのがありがたいですね。

フクロウラボさんのバリュー「当たり前をやりきる」が信頼構築のカギ

紙谷さん: 澤田さんって本当にレスが早いんですよ。仕事をしていると、「この返事が来れば次のアクションができるのに…」っていうことって結構あるじゃないですか?そういう不安がないのはありがたいですね。
そういえば代表の清水さんが日報で「澤田さんのレスが早くて嬉しい」って書いてましたよ(笑)。

澤田さん: えっ!嬉しい(笑)!フクロウラボさんのバリューに「当たり前をやりきる」というのがあるんですよね。これは元々私自身も大事にしていたことだったので、意識しています。これができる人ってなかなかいないですよね…。レスを早く返すのは基本として徹底しています。

紙谷さん: 外注元会社のバリューに共感して実践までしてくれるってすごくないですか...。同じ目線で動いてくださっていて非常に仕事がしやすいです。

ーー クライアント企業さんの日報にまで名前が出るなんて…!お互いに「社外の人」っていう意識がなさそうですよね。

紙谷さん: 代表からCasterRecruitingさんの紹介があったときに、アウトソース先ではあるけれど、フクロウラボの仲間として紹介されたんです。なので社内の人とも接し方は変えていないですし、私たちがお客さんですという気持ちは持っていません。気持ちいいコミュニケーションをしたいですし、フクロウラボのいちファンであってもらえたら嬉しいなと思ってますね。

澤田さん: コミュニケーション面では、相手のストレスがなくスピーディに物事が進められるように意識しています。即レスはもちろん、「イエス・ノー」で答えられる質問にして連絡するとか。

ーー Caster Recrutingチームは全員リモートワークなので業務はオンラインで進みますが、やりにくいことってありますか?

澤田さん: 私は全くないですね。

紙谷さん: やりにくさを作らないように配慮いただいている感じがしています。というか澤田さんと一回も直接会ったことがないっていう感じが全くしないんですよね(笑)。いつも隣で働いているような感覚で。

澤田さん: いつもパソコン監視してますから(笑)!

「ドライで優しい」を兼ね備えたフクロウラボさん

ーー 澤田さんから見てフクロウラボさんはどんなイメージの会社さんですか?

澤田さん: 一言で言うとドライだけど優しい感じですね。どっちかだけっていう会社さんはあっても、どっちも揃ってるケースって少ないんじゃないでしょうかね。まず、コミュニケーションコストをおさえるために無駄は徹底的に排除する文化があると思います。

紙谷さん: たしかに「配慮し合う」をバリューとして掲げているので、コミュニケーションの先にいる人を思って行動しましょうというのは代表が一貫して言っていることですね。例えば何か確認依頼があったときに、ただ「見ておきます」と言うのではなく「○○時○○分までに確認します」と伝えるとか。相手に「?」の状態を作らせないための、そういう小さな配慮です。

澤田さん:そういった所が いい意味でドライというか効率的なんですよね。でも冷たい人たちかというとそうではなくて、社外でオンラインでしか関わっていない私にも、対等に優しく接してもらっています。人としてあったかいんです。このバランス、すごいなと思います。

ーー フクロウラボさんは採用においてどんなことを大切にしていますか?

紙谷さん: カルチャーフィットはとても重要視しています。会社規模としては30人を超えたくらいのフェーズなので、よく言われる「30人・50人の壁」を上手く超えていけるように、入社後のコミュニケーションエラーがないようにしたいと考えています。
そのために、選考段階でお互いのいいところも悪いところも知った上で入社してもらいたいというスタンスで採用活動をしています。

ーー 今後のCasterRecruitingに期待することを教えてください。

紙谷さん: まずは採用目標達成のために今後も一緒に試行錯誤していっていただきたいです。それから…強いて言えば、採用以外の人事施策も相談できたら嬉しいと思っています。私たちと同規模くらいのクライアントさんもいると思うので、福利厚生や組織制度、働き方などについての事例やアドバイスなどまでもらえたらありがたいですね。
やっぱりどの会社もキャスターさんに依頼した方が、採用の実務がお願いできるだけでなく知識やリアルな市場感を掴むことができて、スムーズな採用に繋がると思っています!

おわりに

今回取材をして、紙谷さんと澤田さんの間にある深い信頼関係が見えてきたように思います。紙谷さんも途中、「あれ、澤田さんと直接会ったことなかったですよね(笑)?」と聞いていた程で、私もお二人が会ったことないというのが信じられなかったです!
澤田さんは、代表の清水さんの会社やカルチャーに対する考え方に共感し、外部にいながらも社内にいるのと変わらずコミュニケーションを取れるよう配慮をしていました。その姿は本当にフクロウラボさんの一員のようでした。
改めて、「採用のアウトソーシング」に対する考え方がアップデートされたようなインタビューとなりました。お二人ともありがとうございました!

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