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『心の時代』がやってくる。

本日もお読みいただき、ありがとうございます。

次の時代は、「心の時代」がやってくると考えている、五木田穣(ごきたゆたか)です。

なので、最近は、体の勉強よりも心の勉強に意識が向いています。
もちろん、体の勉強もしてますけどね。

時代は大きなサイクルで巡っている

で、どういうことかと言いますと、この世の中は、大きなサイクル、大きな循環の中で動いていると考えられるのですが、その大きなサイクルから考えて、未来を予測していくと、これからは「心の時代」がやってくるのではないかと考えられるわけです。

例えば、大きなサイクルの1つに、70年周期のサイクルが考えられます。
実際に、歴史を紐解いてみると、70年前後の間隔で時代が大きく変わっているんです。

ここ最近の日本の出来事をみていくと、1945年に敗戦し、2015年は戦後70年でした。1945年の約70年前の1868年は明治維新です。昨年(2018年)は明治150年でした。

・1868年 明治維新
・1945年 敗戦
・2015年 ?

このように振り返ってみると、だいたい70年周期で大きなパラダイムシフトが起きていることがわかります。

江戸〜明治へのパラダイムシフト

明治維新を起こしたのは、薩長の下級武士たちが中心です。大政奉還が起こり、武家社会が崩壊しました。昨日まで下級武士だった人たちが政権を握りました。廃藩置県を行い、中央集権化がなされました。

ペリー来航から開国し、明治以降、日本はどんどん西洋の文化を取り入れ始め、文明開化近代化が進みました。士農工商という身分制度がなくなり、四民平等となりました。

神仏分離令が発令され、廃仏毀釈が行われ、徹底的に仏教が弾圧されました。神道は、国家神道へと進んでいきます。

そして、明治維新は、もともとヨーロッパ諸国やロシアのような列強諸国からの侵略を防ぐために行われた近代化とされています。戦争に突き進み、1945年にアメリカに敗北しました。

鎖国時代から開国時代へ。
今までの価値観が真逆に転換し、大きく変わったのが江戸から明治と言えます。

戦前戦後のパラダイムシフト

1945年8月6日に広島、8月9日に長崎に原子爆弾が落とされ、8月14日にポツダム宣言を受諾し、昭和天皇が玉音放送にて終戦の詔勅を読まれました。

GHQによる占領統治、昭和天皇の人間宣言日本国憲法の交付がなされました。戦前は国のリーダーであった人たちがA級戦犯として逮捕。

開国して以来、富国強兵を旗印にどんどん世界に領土を広げていった大日本帝国。敗戦し、全てを失いました。

2015年前後のパラダイムシフト

戦後、0からのスタートを切った日本は、物質的な豊かさを追い求め、右肩上がりの復興を遂げましたが、平成3年にバブル崩壊。その後経済は今も低迷したままです。

平成10年には自殺者数が3万人を超え、いまだに年間2万人もの人が自殺をしてしまう人がいる現状。物質的には裕福になったはずなのにです。そして、2011年3月11日東日本大震災が起こり、全てが津波で流されてしまいました。

『物質的な豊かさでは、満たされないものがある』というのを痛感させられているのが、まさに今私たちが生きている現代ではないでしょうか。

そして、1945年から70年経った2015年あたりから、急にAI(人工知能)のことが注目されるようになりました。機械のように働く現代において、人間とは何か?という問いかけのようにも思えます。これを次の時代への以降と考えてみると、『物質的な豊かさではないもの(心の豊かさ)への探求』ではないかと思います。

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おそらく、次の時代は、『機械と人間の共存』であり、物質的な豊かさは限界を迎えたので、物資的ではない豊かさ(心の豊かさ)が求められ、人間とは何か?命とは何か?心とは何か?を問い続ける時代になるかなと予測しております。

人間にしかできないことは人間がやり、機械でもできることは機械にやってもらう。やりたいことにのみ、時間とお金と労力を投資できる時代。また、一つの側面として、人口が減り、高齢者が増える社会では、そういう仕組みに移行しなくては、社会は成立しなくなってしまうでしょう。

さらに言えば、2018年には韓国と北朝鮮の南北首脳会談が行われ、板門店宣言がなされました。2020年は1950年の朝鮮戦争からちょうど70年になります。大きな時代のサイクルから見てみると、2020年に朝鮮戦争が終結し、朝鮮統一国家が誕生するやもしれません。

新しい時代へは、新しい価値観で。

どんな形になるにせよ、70年という大きなサイクルで紐解いていくと、まさに現在は「新しい時代」「新しい価値観」に移行していく最中と考えられます。

時代の転換期では、大きく価値観が変容します。昨日まで正しかったことが、今日間違っているという風になる。それは、歴史が証明している。大きな時代の転換点だからこそ「未来志向」で物事を考えていくべきでしょう。

既存の価値観で見れば正しいことも、新しい価値観では正しくないと思われるんです。昨日まで評価されなかった人が評価されるようになる。だから、新しい時代を担っていく人は、いつだって「変わり者」です。

たぶん次の時代は、職業とか肩書きとかそんなものでは、評価されなくなる。人間そのもので評価されるようになるはず。『心の時代』『共感の時代』でもあります。『いいね!』と言われる人、商品、会社、サービスが評価されるんだと思います。

そんなわけで、次の時代を見越して、生き方、在り方、働き方を追求していこうと思います。人と違うことが価値になる。変わっていればいるほど、オリジナリティが強いほど、価値がある。そんな時代が訪れるでしょう。


以上、五木田の未来予測でした。


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