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絵本録:フレデリック

スイミーで有名なレオ・レオニの絵本。
谷川俊太郎さんが訳しています。

のねずみたちが冬に向けてせっせと準備をする中、動かないフレデリック。光や色や言葉を集めているんだと話すフレデリック。冬の終盤にはフレデリックが集めてきた光、色、言葉が大活躍する。

何とも言えないメッセージですね。
真面目に働くことだけが全てじゃない。そんなことは子どもには伝わらないと思いますが、独特な話で、押し付けもなく良い絵本でした。

子どもも興味津々でした。読み終えた後には
「どうやって光や色や言葉を集めたんだろう?」と話していました。

色んな絵本を読むことは、子どもにとってすごく良いんだろうなと思います。言葉を覚えるきっかけになり、日常生活でも〇〇の絵本で出てきた!とよく話にも出ます。それだけ覚えているんですよね。私もあまり絵本を読んでこなかったので、子どもに読むたびに和やかな気持ちになります。

何気ない話と、それを真剣に聞く子どもの様子を見るのも楽しい。私が読んだ後に同じ本を妻に読んでもらうところからも、アクセントとか読み方の違いも含め楽しんでいるようです。

最近は2人目が上手に平仮名片仮名を読めるようになってきました。絵本を読みながらそんな様子を微笑ましく見ています。

感受性豊かに育ってほしいものです⭐︎

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