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45歳からのキャリア戦略㉕~面接の心構えを考える~

こんにちは。へびそるです。
今後のキャリアに絶賛葛藤中の40代です。
今日は「45歳からのキャリア戦略㉕~面接の心構えを考える~」と称して綴ります。
こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!
画像の出典:Kirstine RosasさんによるPixabayからの画像

転職活動では面接という大きな関門が待ち受けています。
自己分析や企業研究→書類作成ときて、後半の大きな山場です。
面接とはそもそもどういうものか、自分なりに綴ってみます。

企業側と求職者側で面接というものをどう捉えているのかを想像も踏まえて整理してみます。

<企業側>
・専任者以外はただでさえ多忙ななかで採用面接に駆り出されるという心理
・専任者以外はさほど面接する頻度は高くないため、面接のフローやタスクにそこまで慣れていない
・面接する求職者の情報を事前にじっくり目を通す余裕は無い
・たかだか1時間程度で、初対面の人物を見極める必要がある
・SNSの普及により安易な発言や態度で即ブラック企業認定されるリスク
・会社にとって人材採用という非常に重大な判断を背負っている
・同じ枠(ポジション)を複数名で選考している

<求職者側>
・現職中であれば、しょっちゅう休むわけにはいかないため、可能な限り効率よく厳選した面接回数としたい
・短期間に一気に面接を受けることが多いため、事前準備にかけられる工数には限りがある
・その中でも本命企業に対しては、きちんと準備して臨む

こんな状況かと思います。

では求職者側として抑えておくべきポイントを整理します。

①醸し出す雰囲気を相手に合わせる
面接では、企業側も求職者側も、いかに相手に選んでもらえるか、といったスタンスが求められます。だからこそ、第一印象は大事。
企業側としては、早期離職は避けたいですし、できれば長期で活躍できる人材を求めているはずで、カルチャーフィットを重要視するはず。
企業の採用サイトなどで登場する社員の方の雰囲気をつかんでおいて、可能な限りそこに寄せていく。服装はスーツに白シャツが多ければそうするし、落ち着いた雰囲気ならそう演出し、元気溌剌ならそっちに合わせる。
もちろん端からタイプが異なる企業であれば合わせることは難しいのかもしれませんが、そもそも明らかに異なるタイプの企業は選ばないかと思うので、そこまでしんどくはないかと思っています。

②相手のことを調べまくる
IR資料やnoteなど公開されている情報は調べまくってインプットしておきます。それを面接の場で出すか出さないかは別として、相手の情報を知っておくことで、「この会社はこういう文化だとしたら、こんな課題があるのでは」「業績好調の要因はこういうことかな」と自分なりの仮説が立てられます。仕事の場でも相手のことを事前にリサーチしておくことは常識かと思いますが、案外みなさんやれていないかもしれません。
転職エージェントの方と面談する際に、「あなたの会社の競合はどこですか?」と聞かれたり、事前に提出している書類に目を通していればわかるはずのことも間違っていたりしています。
多忙なのかもしれませんが、だからこそその合間を縫って、先方のことを調べまくることで相手に対する敬意が伝わります。

③自分の言葉で語れる
いわゆる面接マニュアルのような受け答えや、どこかで借りてきたような言葉、どの会社でも通用するような言葉を使っていると、相手に響きません。
これは退職理由や転職理由、志望動機、自己アピール、キャリアビジョンなどで差が出ます。なぜならば、自分とどれだけ向き合ってきたかがそこに現れるからです。
実は私、現職に入る際に転職活動をしていた際、とある企業の面接で、本からパクってきたような表現でそのまま自分の言葉として話して、お見送りとなったことがあります。
もちろん、人からかけてもらった言葉や本やネットで見た言葉を使うことが即NGではありません。大事なのはそれが自分に落とし込まれていることです。

④競合との差別化を図る
自分の受けている企業の採用枠には必ずライバルがいます。
そのライバルと比べて自分を採用すべきだ、と企業側に思ってもらう必要があります。とはいえ、経験の差はどうも埋められません。
そもそも書類通過の時点で、経験は一定の評価を得ているとも言えます。
となるとあとは、熱意や意欲、カルチャーマッチなど一緒に働きたいと思ってもらえるかどうかにかかっているといえます。

面接は企業側が選ぶだけでなく、求職者が側も選ぶという視点が必要です。
ということがよく言われますが、求職者の立場になってみると、「自分にそこまで選べるだけの選択肢があるのか」と不安になります。
だから自分にこう言い聞かせます。
「幸いにして自分が良いと思った企業と面接のチャンスをいただけたのだから、その時間を有意義なものにしよう。面接というと受け身で堅苦しいものを想像するが、そうではなく、対等にお互いのプレゼンを行い、選び選ばれる場としよう。笑顔で全力で臨もう」
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!






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