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DXとは何か

こんにちは。へびそるです。
今後のキャリアに絶賛葛藤中の40代です。
今日は「DXとは何か」と称して綴ります。
こちら私の自己紹介です。お時間許す方は覗いていってくださるとうれしいです!
画像の出典:Joseph MuciraさんによるPixabayからの画像

最近DXという言葉をよく聞きます。
DX化の推進、DX人材を〇名体制に増員、DXしたい・・・。
新聞ニュースでも見ない日はないほど溢れています。
転職活動をしていても、
DXコンサルタント、コンサルティング、DX案件のセールス、DX人材の育成、という求人が目に飛び込んできます。

そもそもDXってどういう意味なんだろう?
DX化っていうけど、IT化やデジタル化と何が違うんだろう?
と思いませんか?
そこを読み解いていきたいと思います。

DXとは

DXとは何かを調べてみます。

DXは、2004年にスウェーデンのエリック・ストルターマンという大学教授が考えた言葉だそうです。ストルターマンは、「IT(情報技術)の浸透が、人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させる」と考えました。

いま聞くと、当たり前のことを言っているように聞こえるのではないでしょうか。ストルターマンは「生活を変化させる」と言っていますが、この「変化」という言葉がキーワードになります。DX(デジタル・トランスフォーメーション)のトランスフォーメーションとは、英語で「変化・変形・変容」を表します。つまり、「デジタル化により社会や生活の形・スタイルが変わること」が、DXの辞書的な意味になります。

引用 https://mirasapo-plus.go.jp/hint/15869/

経済産業省が2018年に出した「DXレポート~IT システム『2025 年の崖』の克服と DX の本格的な展開~」では、DXの定義として、IT専門調査会社のIDCジャパンの定義を紹介しています。
そこでIDCジャパンによるDXの定義を取り上げます。

企業が外部エコシステム(顧客、市場)の破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立することを指す。

引用 IDCジャパンによるDXの定義

第3のプラットフォームという言葉が出てきますが、
第1のプラットフォーム:メインフレームと端末システム
第2のプラットフォーム:クライアント・サーバーシステム
を指しています。

正直、つかみどころがないような印象ですが・・・
単に既存システムをリプレースするとか、社内業務の効率化やオペレーション改善をするような話ではないことは理解できます。

改めてDXとは・・・

改めてDXとは何かを考えてみます。
世の中にインターネットが広まり、ソフトウェアが生活やビジネスの中心になってきました。
そうなるとソフトウェアやITが企業のコアな部分になってきます。
日本は外部のベンダー企業に開発を委託することが主となっており、ITエンジニアの7割はSIerに在籍していると言われています。
外部に委託してきたシステム開発を内製化すること、外部委託するにしても、外部に丸投げするのではなく、自社で企画、設計、実装、運用をコントロールできる状態にすることが必要です。
これは企業の経営に関わる大きな視点の話かもしれません。

一方で会社の一社員や一生活者の視点ではどうでしょうか。
・ソフトウェアやシステム開発の基礎となるプログラミングを学んでみる
・自分なりに日常の仕事や生活を効率化できないかを考えて実行してみる
・プログラミングとまでいかなくても、マクロやローコード、ノーコードツールを使ってみる
こういった取り組みがDXの第一歩になる気がします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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