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質問力

こんにちは。へびそるです。
私は普段、エンジニアのキャリア支援をしています。
今日は質問力について綴ります。
画像の出典:Mohamed HassanさんによるPixabayからの画像

こちら、私の自己紹介です。お暇があればぜひ見てやってください。

質問について考えてみる

私は普段の仕事で、他者に結構質問をしています。
エンジニアと面談をするとき。お客様と商談をするとき。自分のチームのメンバーから仕事の相談を受けるとき。
一日に20個以上は、他者に質問をしていると思います。
いっぽうで質問を受けることも多くあります。
上司から、部下から、お客様から。
そのなかで「鋭い・・・逃げられないな」と、核心を突かれるような質問をされたり、「そうそう、そうなんですよ!」と自分の気持ちを言い当てられたような質問をされる機会もあります。
そういう場面に遭遇すると、よい質問ができる人は仕事ができる人だなあ、と感じます。
質問上手はコミュニケーション上手ですよね。

考えてみれば、エンジニアとの面談にしても、お客様との商談にしても、自分のメンバーとの報連相にしても、延々と時間を割くことはできません。
ごく限られた時間の中で、最大限の成果を得ようと思えば、質問力を磨くことが近道な気がします。

自分の質問力は低い

自分の質問力は低いな~、と思わされた事例がつい先日ありました。
メンバーからお客様との商談の報告を受けたときに、自分が適切な質問ができなかったがために、メンバーから十分な情報を引き出すことができず、私が早合点してしまい、誤った判断をしてしまいました。

私は自分の質問力は高くないと実感しています。
管理職となってからはだいぶ改善されたとは思っていますが、以前は、深く考えずにあれこれ質問をしていました。
・尋問形式で問い詰めるような質問をしてしまう
・質問の順番を意識せずに、思いつくままにしてしまい、相手が混乱をする
・同じような質問を繰り返してしまう
・話しながら考えてしまい、的を射た質問ができていない
こんな経験をよくしていました。
改善されたきっかけは、なんとなくですが、大事な面談や商談の前には、質問する内容そのものや質問する順番を事前に考えるようになったことです。
それによって多少効果を実感し、質問することの威力を思い知らされました。

キャリア支援に質問力は必須

私はミートキャリアさんのキャリアサポーター・アカデミー3期生としてキャリア支援を学びました。
これはキャリア支援を仕事にしている人・仕事にしたい人たちが、有料のキャリアカウンセリングができるだけのレベルになるために、プロのキャリアカウンセラーが講師となって座学や実技(面談)を行うものです。
このアカデミーでも、質問の大切さをよくよく学びました。
考えてみれば、実際のキャリアカウンセリングの場面は、初対面の方と、最大でも1時間程度という制限のなかで、仕事や人生についての相談を聴き、具体的な道筋をお示しし、対価を頂戴する、というものですので、質問力の巧拙が成果を左右しますよね。
その場面では、似たような質問の繰り返しや尋問風な質問、意図がよく伝わらない質問などは、相手にとっては無駄なだけでなく、利用者体験を著しく悪くするものとなってしまいますので、カウンセラーとしてはシビアにならざるを得ません。

自分に必要な質問力

いまの自分に必要な質問力はおもに2つの場面に集約されます。
・面談や商談などの場面で、相対する他者の本音や本心、核心にあるものを引き出したいとき(カウンセラーの立場)
・報告を受ける場面で、自分が判断するために必要な情報を引き出したいとき(マネージャーの立場)

本を読んで勉強してみる

質問力を鍛えるために本で学んでみようと思い、Amazonで検索をしてみます。
一番目を引いたのがこの本。弁護士の方が書いた本のようです。
弁護士さんといえば、裁判の場で自分たちの主張を証明するために質問を駆使しているイメージがあります。
以前観た映画「Winny」では、敏腕のベテラン弁護士さんが、スルスルと欲しい言葉を相手から引き出すシーンがありました。
弁護士さんの質問力は相当鍛え抜かれたものがあるのだろうと推測。

そしてもう一つは、こちら。
医療や福祉といった対人援助の現場を想定したものとなっています。
ミートキャリアさんのキャリアサポーター・アカデミーで講師の方々のお勧め書籍として紹介されており、購入済でした。
考えてみれば、キャリアカウンセラーも、医療や福祉の現場で働く看護師さん保健士さん、介護士さんも、対人援助という括りでは同じですよね。

これらの本で質問力を鍛えるために学んでみたいと思います。
次回以降で本を読んでの気づきを共有していければと思います。

ご連絡、ご相談はこちらまで

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