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【ラグビー】ヴェルブリッツvsサンゴリアス リーグワン2023-24 ディビジョン1 第10節

2024/3/16土、豊田スタジアムへヴェルブリッツvsサンゴリアス戦を観戦に行ってきた。(サンゴリアスファンが書いています。)

リーグワンの名古屋遠征は初。東京から日帰りでサンゴリアスの応援で豊田スタジアムへ。
この日の観客動員数は34,568人はリーグワン史上最高を記録。天気晴れ、スタンドにも多くの観客とスポーツ観戦には最高の雰囲気。

ヴェルブリッツの先発スクラムハーフはニュージーランド代表、アーロン・スミス選手、サンゴリアスの先発スクラムハーフは日本代表、流選手とどちらも代表。さらにヴェルブリッツのスタンドオフはボーデン・バレット選手もニュージーランド代表、サンゴリアスは期待の若手高本幹也選手。ハーフ対決が見どころの1つ。

ヴェルブリッツ、プレーオフ進出には勝利が必須条件。ホームの大歓声の勢いに乗って、前半5分にアイザイア・マスプア選手の先制トライでヴェルブリッツ7-0サンゴリアス。
サンゴリアスもベテラン頼れる兄貴、ツイ・ヘンドリック選手のトライで同点。前半、このあとはヴェルブリッツがフィールドを縦横無尽に走りまくり、高橋汰地選手、アーロン・スミス選手のトライ等でヴェルブリッツ24-10サンゴリアスと14点リードで終了。

後半開始、最初の得点はヴェルブリッツ高橋汰地選手の突破からアーロン・スミス選手がトライ!ゴールも決まって、ヴェルブリッツ31-10サンゴリアスと21点差。この次にヴェルブリッツが得点すると勝利の可能性が高くなる。(解説の藤島大さんがいつも言っている。)

今シーズン、スロースターターのサンゴリアス、ここから逆転できるのか?
ここからヴェルブリッツが反則の繰り返し、サンゴリアスに攻め込まれて、11分、16分、22分に連続トライを献上。ヴェルブリッツ31-29サンゴリアスと2点差に。そして、28分にサンゴリアス高本選手のペナルティゴールが決まって3点追加、ついにヴェルブリッツ31-32サンゴリアスと逆転。

ここから10分、両チームとも得点が入らず、緊張が高ぶる時間帯へ。
39分サンゴリアスが痛恨の反則で、ヴェルブリッツがペナルティゴール、キックを蹴るのはニュージーランド代表、ワールドカップにも何度も出場してるボーデン・バレット選手。スタジアムには34,568人大歓声がとどろき、そしてキックには入る直前に静寂の瞬間。
キックはゴールポストめがけて弧を描く。そして、ゴール失敗もボールはポストに当たり、跳ね返ったボールをキャッチしたのはヴェルブリッツ山口選手。そのまま、ゴールラインを超えてトライ!逆転!スタジアムが揺れる中。ボーデン・バレット選手の爽やかな笑顔がスクリーンに映し出された。その後のゴールも決まって、ヴェルブリッツ38-32サンゴリアス。

まだ、試合終了のホーンが鳴っていない。あと1プレイ。
そして、サンゴリアスのキックから試合再開。ここでヴェルブリッツがボールを確保すれば勝利。その瞬間、2mを超えるサンゴリアスのロック、ハリー・ホッキングス選手の長い手が伸び、サンゴリアスがボールを奪う。そして、試合終了までの長い5分間のサンゴリアスの攻撃が始まった。

必死のディフェンスで耐えるヴェルブリッツに対し、力で押しまくるサンゴリアス。何度もゴール前に攻め込むサンゴリアス。1つのミスも許されない状況の中でも今シーズン、勝利を手繰り寄せてきた。
そして、ゴール前のスクラムからボールを出したサンゴリアス齋藤直人選手が飛び込んで、真ん中にトライ、1点差に詰め寄る。最後は高本選手が確実にゴールを決めて、大逆転。ヴェルブリッツ38-39サンゴリアス。

名古屋遠征、サンゴリアスの勝利。大逆転勝利の後は、名古屋駅周辺で美味しい鰻を頂き、帰宅。楽しかったー!

2日連続の大逆転試合観戦。今シーズンのリーグワンは本当に面白い試合が多い。スタジアムで観戦すると更に雰囲気を肌で感じることが出来るので、1度ライブ観戦を楽しんで欲しいです。



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