ラグビーリーグワン第12節、コベルコ神戸スティーラーズvs東京サンゴリアスの試合観戦に東京から神戸へ遠征のサンゴリアス応援に行ってきた。（サンゴリアスファンが書いています）

前節、サンゴリアスはイーグルスにサヨナラペナルティゴールを決められて、サンゴリアス35-37横浜キャノンイーグルスに逆転の敗戦。
残り1分までリードしていたけど、ファンとしては残念な結果。とは言え、最後まで結果が分からない試合はとても楽しい。そして、今シーズンのリーグワンは接戦が多くて、ファンとしては本当に楽しい。

前節のイーグル戦にサンゴリアスが勝利すれば、上位4チームによるプレーオフ進出の可能性が高くなったところ、逆にイーグルスはプレーオフ進出が厳しくなってくるところ。イーグルスの勝利でプレーオフ争いが混沌としてきた。

第11節終了時点で3位サンゴリアス、第12節の対戦相手はスティーラーズ。
スティーラーズもプレーオフ進出へ望みがあり、交流戦を6勝1敗と上り調子。ここで3位サンゴリアスは絶対に勝ちたい相手。居ても立っても居られず、神戸に応援に行ってきた。

試合会場は「神戸総合運動公園ユニバー記念競技場」、スティーラーズファンの赤がスタンドを埋めている。スティーラーズのホームゲームは全試合で観客数10,000人以上を記録。人気チームだ。

試合開始、直後から激しい攻防。前半に3枚のイエローカード（5分サンゴリアス、10分スティーラーズ、36分スティーラーズ）も両チームともなかなか点数が入らず。前半終了間際にスティーラーズの反則で得たペナルティキックをサンゴリアス高本選手がゴールを決めて、前半スティーラーズ5-8サンゴリスで終了。

後半5分過ぎ南アフリカ代表チェスリン・コルビ選手が前半から痛めていた脚の影響で、交代。コルビ選手、大丈夫かとサンゴリアスファンが心配していた直後、サンゴリアスの頼れる兄貴、ツイ・ヘンドリック選手がトライ！、ゴールも成功。そして、その5分後に安定のプレイが光るハリー・ホッキングス選手のトライ！と連続トライで6-20とサンゴリアスがリード。

その後、ペナルティゴールで6-23と点差を広げてサンゴリアスがリード。次の点をサンゴリアスが取れば、残り時間20分で安全圏に入る。攻撃の手を緩めないサンゴリアスに対して、スティーラーズの反撃開始、その後、1本ずつトライを取って13-28でサンゴリアスリードで後半28分。今シーズンのリーグワンは本当に後半もつれる。ここで、インパクトプレイヤーとして後半11分が入ったスティーラーズ、マイケル・リトル選手がパスを受けるとタッチライン沿いを駆け上がり、回転してのトライゲット！赤く染まった会場のスティーラーズファンの大声援。スティーラーズ20-28サンゴリアスと8点差。

サンゴリアスファンとしては、とても嫌な流れ。神戸に応援に来たんだから勝ってくれと自己中心的な思いが巡ったりする。

ここで、やってくれたのがサンゴリアス、尾崎晟也選手、齋藤直人選手からのパスをワンハンドキャッチ、ディフェンスを交わしてトライ！勝利をグッと近づけた。その後、スティーラーズも意地を見せて、終了間際にトライ。

最終結果：スティーラーズ27-36サンゴリアス

サンゴリアスはこの勝利でプレーオフ進出の可能性が高くなった。一方、スティーラーズは厳しい状況の追い込まれた。次節、スティーラーズは現在2位の東芝ブレイブルーパス東京、サンゴリアスは三重ホンダヒートと対戦。両方の試合を観戦予定。楽しみです。