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【ゴルフ】クラブをめぐる旅①~20年前のFW・UTとの比較~

橘です。ゴルフクラブは買い替える度に中古ショップで下取りしてもらう派なんですが、とある経緯で20年前に使っていたクラブが自分の手元に戻ってきました。そこでいま手元にあるクラブとスペックを比較。意外なことが分かりましたよ。

20年前のクラブが唐突に帰還

いまから10数年前のことです。当時の会社の上司が唐突にゴルフを始めました。アイアンとドライバーは購入したようですが、FW、UTまで手がまわっていなかったんですね。そこで私は下取りに出しても価格が付かないために手元で遊んでいた3・5・7WとUTを貸し出すことにしたんですね。「きっとやっていけば自分にあったクラブが欲しくなると思いますから、それまでのつなぎとして使ってみてください。あ、差し上げるわけではないです、無期限貸与です。つかわなくなったら返してくださいね」。といってお渡ししたんです。当時としては使わないクラブが処分できた程度にしか考えていませんでした。

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ところがつい先月、その先輩から連絡があり、唐突にクラブを返却すると言い出したのです。その話を聞いて、クラブを渡していたこと、無期限で貸与するという話をしていたことを思い出しました。確かにそんなこといったっけ。先輩は当時すぐに怪我をしてゴルフをやってこなかったようなんですが、昨年の社会情勢の変化によって在宅勤務が続いた期間、ゴルフを再開したそうなんです。いやいや、10年以上も寝ていたのかよ(笑)

下手なりに練習した思い出のクラブ

改めて返却されたクラブを見ます。ダンロップDDH。メーカーのサイトでスペックが記載されているか見てみましたが、やっぱりありません。DDH-Y MFという機種からサイトで情報が残っていたようですが。いやいやそりゃそうです。購入したのはたぶん2000年。大阪駅前第3ビル地下のちいさなショップで買いました。そのことだけは強烈に覚えているんです。

1998年から2000年にかけて、個人的なトラブルでゴルフができませんでした。そして2000年春、いよいよゴルフを再開するとなったとき、当時日本ツアーで活躍していたのが片山晋呉プロ。クラブはもちろんゼクシオ。しかし当時の私にはとても手が出せる金額ではなく、それでもどうしてもFWが、とくにショートウッドが欲しかったので、いわゆる廉価版、エントリーモデルとして発売していたDDHを購入したんですね。たぶん1本8000円程度だったと思います。それでも私にとっては大きな買い物でした。

2002年から東京住まいになったんですが、おそらく2004年ぐらいまで使っていた気がします。けっこう長く使いました。愛着もあってか、下取りに出さなかったかもしれません。そのあたりはぜんぜん覚えていないんですね。

いまのクラブと比較します

3W比較

図らずしも返ってきたDDH1。夏の自由研究の一環としてスペックを調べることにしました。でも専用の器具もメーカーの情報もないので、ほとんどよく分かりませんでしたが。。。

無題

まず驚いたのは長さです。いまどきのクラブとほとんど変わっていません。2000年からクラブの長さに対する考え方はほとんど変わっていない、というかこれ以上長くしても打てなくなるんでしょう。クラブの長さというものは20世紀に完成されているんですね。

大きな違い。まずはクラブの重さです。これはシャフトの進化によってシャフト自体を細くしても破損しにくくなっていることが大きく寄与しているような気がしています。DDHはシャフト全体が太く感じるんですね。きっとバット径も少し大きいような気がします。

3W比較2

ロフトも違います。3Wでは差がほとんどないですが、下の番手によってロスト差が大きくなっていきます。これは逆にアイアンのロフトが立ってきている影響でしょう。

ヘッドはいまどきクラブのほうが圧倒的に大きい。ヘッド素材の進化によって大きくて軽いヘッドが作れるようになったんでしょうねぇ。

いちばんの違いはユーティリティ

UT比較1

ユーティリティの形状はまったく違います。もはや比較する対象とはいえないレベルです。いまどきクラブのユーティリティは、いわゆるウッド型と呼ばれるもの。自分としてはそれほど大きくない印象でしたが、いやいや20年前のユーティリティは、いまどきのぶっ飛び系アイアンの流れに近いです。要するにアイアン寄りのものしかなかったんですね。がっつりグースが入っているもの時代ですねぇ。アイアン同様にグースが入っている分、手前でダブりにくい。お助け機能に特化した形状です。ユーティリティはこの20年でいちばん進化したジャンルかもしれませんね。

さて。。。違いは分かったとして、現実、これらクラブをどうするか? もちろんラウンドでは使わないし、練習も特にしません。でもユーティリティについては、自宅での素振り練習用として使えると思っています。重いし長くてしなりも感じられる。ちょっといい感じ。FWも愛着もあるので捨てらないなぁ。う~む。

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橘ダイスケの旅シリーズ

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ゴルフクラブの変遷って、自分にとってスコアの記録同様に重要な記録だって思いませんか? 自分なりに残したクラブを記録を引き続き書かせていただきたいと思っています。引き続きよろしくどうぞ。

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