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【ゴルフ】ライを見極めよう〜スコア100切りの先へ#11〜

一度スコア90台を達成しても、80台どころか100オーバー。そんなアベレージゴルファーに様々な提案を行う本コラム。今回はライがテーマです。アナタはボールのある場所にたどりついたら、まず何を考えますか?

2打目地点に到着

ティーショットでまずまずの手応えを得たアナタは、2打目地点にたどり着きました。フェアウェイかと思いましたが、残念ながら、ラフ。残り距離は130Y。いつもなら8番アイアンでしっかり打ちたい距離。よし、8番でしっかり打とう。ん? 本当に大丈夫?

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ライをしっかり確認して! ラフ。ボールをスッポリ被うほどでもないですが、ボールの手前、アイアンのヘッドの通り道は、強そうな芝で囲まれていて、フェアウェイのときほどボールに上手くコンタクトできそうにありません。しかしアナタはアイアンを強振。しかしクラブが上手く抜けず、100Y程度しか飛びませんでした。残念。

残り距離で判断しがち

100前後を行ったり来たりするアベレージゴルファーの傾向。ほぼ100%といっていいぐらい。それは、クラブを選択するとき、ピンまでの残り距離だけで番手を判断することです。無理もありません。アナタはまだ月一ゴルファー。芝の上からボールを打つこと自体、それほど多くはありません。だから、ライを見て判断なんかしたことありません。そりゃそう。

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これならどうでしょうか? フェアウェイ。普通に打てるし、打つべきライです。2打目なら。ところがこれがグリーン周りだったらどうでしょうか? 距離が30Yだから、SW? いえいえ、バウンス(クラブの下、底みたいなところ)があるクラブなので、ちゃんとコンタクトできないと、地面で跳ねてトップ(ボールの上を叩いて低くドーンと飛び出す球筋)しちゃいます。いやいや、ここはAW。アプローチウェッジでしょう。

まとめ

クラブの番手選びで心がけてほしいこと。それは残り距離だけではなく、体調、風、ライなど様々な要素から総合的に判断してほしいんですね。腰の調子が悪くてうまく触れなければ大き目の番手。風がアゲげている(目標方向から自分に向かって吹いている)なら、やはり大き目。そして最も重要なのは、実はライなんです。

ボールが芝の上に浮いているとき、フェアウェイと同じようにスイングすると、クラブヘッドがボールの下を潜り抜けて、番手通り飛びません。ボールが芝の中にずっぽり埋まっているとき、クラブヘッドがボールに当たる前に芝の抵抗を受けて、やはり番手通り飛びません。これは残念ながら経験です。ただ、無意識にラウンドするとの、ボールのライをじっくり観察してから打つのでは、1年後、3年度に大きな差となって現れます。経験を経験として蓄積することが大切。100前後のスコアで回れるアナタは、いまやスポンジのようにゴルフのことを吸収できる状態。ぜひ次回のラウンドでしっかりとライを確かめてから打ってみてくださいね。

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