3年次編入 受験記
こんにちは
今回は編入試験の受験記というか、私の経験を書きたいと思います
(やや経済学部生向け)
後半部分は心構え的なものをまとめてみました
編入試験受験から時が経つにつれ私自身、勉強への熱が多少弱まっていると感じているので
情報を残して私の意欲を復活させるという意味も兼ねています😏
まずは
私の受験校について
:東北大学
経済学部 3年次編入試験 ❌
:横浜国立大学
経済学部 3年次編入試験 🌸
でした
第一志望が横国で、東北大はチャレンジ校でした
勿論受かる気はあったので悔しさは正直強いですね〜
1 編入試験の特徴
編入試験は日程さえ被らなければ複数校の受験が可能です
つまり旧帝複数受験、合格というのも可能な訳です
平均的には3〜4校の受験が多いかと思います
関西、関東圏の学生は受験校選びにはあまり苦戦しないはずですが、私のような地方の学生は色々と不利を強いられます
とは言え地理的に遠くても魅力的な大学があるなら果敢に攻める力も大事でしょう
国立大学の3年次編入は統一して受験料は3万円
私立は4〜5万円くらい
入学金は約30万円
私は私立大→国立大編入なのでトータルで見れば授業料など含め親の負担は軽減されましたが、入学金は自己負担にしました
その他にも参考書や編入合格者が投稿して下さるnoteなども結構購入してました
‥つまり、編入受験者は基本的には
バイト
も頑張らなけりゃアカンという事です
私は塾講師のバイトで月5〜6万稼いでました
あとはたまにnoteに文章書いて小遣い稼ぎもしてました
ちなみに私は参考書の購入などで2年間で編入関連だけで30万は確実に使っていますね
怖くて計算してないからもっといってるとは思う
全て自己投資として考えているので後悔こそ無いものの、決して安くは無いという点は考慮すべきでしょう
(そもそも私の趣味の1つが経済学関連の古本収集な事も影響してそうだが)
大学生なので他に幾らでも有効な使い道はあるだろうし、勉強に対してそもそも抵抗がある人には
「‥バカじゃねぇの?」
と思われるかもしれませんがこれが現実
また、私の専攻学部である経済学部は他の学部と比較してみると募集している大学がやや少ないという印象があります
受験科目や大学ごとの試験の特徴はここで詳しく書くつもりは無いですが、傾向を掴むことが最も重要なことだと言えます
過去問の入手は早ければ早い程強いです
編入試験は基本的に情報は限りなく少ないですが
「問題構成が似ている大学の問題も解きまくる」
「大学院入試の問題も解いてみる」
などの工夫を編み出すことでカバーできると思います
特に大学院入試の問題は編入試験と比較すると手に入りやすいし、傾向が似ている場合が多いのでおすすめ
勿論院試対策にもなるし
どの大学でも編入試験は
「合格者数が少ない試験」
な為、一つの工夫が勝敗を分けると思います
情報戦なのは皆共通です
合格者の「型」を模倣しつつ、独自の方法を編み出す力も重要だと個人的に感じています
2 編入ってなんだろう
私にとって「編入学」とは
「編入先の学部の`末席`に加わる入学制度である」
と捉えています
一般や推薦で既に2年間をその大学で過ごしている人達の中に突然入り込む訳なので、どう考えても彼等と同等な訳ありません
彼等からしたら異物そのものでしょうし、中にはよく思わない人だっているハズです
そもそも我々編入生は基本的に一般受験を経験しているので、一般試験を突破して入った彼等の凄まじさは言うまでもなく解っています
我々編入生は`入学時点`では彼等と比較されると圧倒的に格下だという事です
‥じゃあ黙って末席のまま過ごすのか
私も、これを見ている貴方も恐らくそんなにおとなしくは無いですよね
特に編入試験を突破する人は少なくとも怠惰な人は少ないでしょうし
X(旧Twitter)を見ると分かるが既に次を見据えて行動している人も多い
3年次編入の何が良いって
「合格してからあと`2年`あること」
だと常々私は思っています
これは編入に向けて勉強している時から強く感じていました
それに、大学院に行くならさらに可能性が広がる
休学して留学という選択もアリ
私自身大学1、2年生で学力的にも精神的にも成長したという自負がある為、あと2年あるなら幾らでも可能性があると感じています
入学時こそ末席だと捉えているが、そのままの地位で卒業する気など全く無いと言う訳です
就活も始まるので全てが計画通りにはいかないのでしょうが、より成長出来る環境を自分で掴み取った訳なので、少なくとも私としてはハッキリ言って
`4月からの編入先での大学生活が楽しみで仕方ない`
です
うっひゃー!🤪
事実、某超有名難関国立大経済学部に編入して入られた方が
⚔️首席⚔️
で卒業した
というケースを私は知っています
東大に次ぐあの大学をです
凄過ぎますよね💦
私にそんな実力は到底無いですが、大きな可能性を秘めた選抜方法だということも受験者は押さえておくべきでしょう
編入に受かって燃え尽きてしまうのは至極勿体無いという事は言えそうなので、彼を見習って私もまだまだ頑張るつもりです
3 編入試験に向いている人って‥?
「編入試験」
というのは基本的に学歴ロンダの手段として捉えられる選抜方法であり、私も編入を志望した理由の一つが学歴を変えられるという事だった為、偉い事を言える立場では全くありません
(勿論中には崇高な理由で編入される方もいます)
ところで、同じ学歴ロンダの方法の一つとして
「仮面浪人」
というものがありますよね
私の編入前の大学にも仮面している友人がおり、私以上の成果を出して他大学に入学していった人もいました
その友人も私と同じように経済学に強い意欲がある人物だったので、今でも連絡をとる仲です
‥ここで私自身の話に戻るのですが
編入合格から数ヶ月が経ち、私の場合成人式も重なったことで中高の恩師など多くの人に合格を報告する機会がありました
その際に
私😎:
「そういえば編入試験に合格致しまして、春から他大学に進学するんですよ〜」
恩師など🥸:
「編入? 何それ」
私😬:
(どんな制度なのか説明する)
恩師など🥸:
「それって2年間実質仮面浪人みたいな事してたというコト!? 」
「まぁよく分からんけど……
おめでとうw」
……という形で、受け取られることが多かった
とにかく、多かった
別にどのような形で受容されようが私は気にしないのですが、違和感を感じるのは事実
仮面浪人経験者が聞いても同じように感じると思います
そもそも
「仮面浪人」
という言葉ですら一般的にはメジャーな入学方法では無いのに、さらにレアな「編入学」の知名度などたかが知れているという訳です
まぁ当たり前なんですが
‥これを見ている貴方がもし編入志望者なら
「それでも本当に編入でいいのか‥?」
ともう一度自問してみてください
私は編入に向いている人は
「向上心」「競争心」
が人よりちょっぴり強く、他人からの評価をそこまで気にしない人だと思います
評価をどうしても気にしてしまう人は浪人したほうが精神的に楽だと思います
それと、そもそも編入学というのは完全に"自己満足"の領域なんですよね
(学歴が無くても○ぬワケでは無いし)
したがって、やっぱり費用は極力自分で捻出するのがベスト
つまり、バイトなども頑張らないといけない
それに大学生なので授業の出席もある
ゼミやサークルだってある
3年次編入の場合は志望校のレベルによるとは言え、少なくとも怠惰に過ごしている余裕は無いんですよね
勉強だって興味ある分野とは言え、周りが遊び散らかしている環境の場合結構キツいです
大学生ってよく
「人生のモラトリアム期間」
「人生の夏休み」
と形容されることがありますよね
就職したく無いのが一番の進学理由みたいな人もやっぱりいる
ちなみに`モラトリアム`は経済用語なので私はこの言葉の使われ方が大っ嫌いなのですが、まぁそれは置いておいてそういう捉え方をしている人は案外多い
まぁ大学をどのような場所と捉えるかは人それぞれなのでそこは良いのですが、もし上記のような捉え方をしているなら
編入には向いていない
と言わざるを得ないと思います
実際
「どうしても〇〇大学に行きたいんじゃあ!」
「〇〇大学以外では勉強するやる気が湧かん!」
という方なら浪人して一般で受けたほうが合格率は高いし、充実した4年間を過ごせることでしょう
事実、私の大学1年の時知り合った友人が、仮面成功で充実した大学生活を送っているのを横目で見るのは正直キツイものがありました(笑)
一緒に勉強していたからこそ、物凄く遠くに行ってしまった感が凄かった
やっぱり、編入ってある意味
『達観』
が必要だと思います
「本当に自分は耐えられるのか……?」
というのはよーく悩んで決断すべきでしょう
4 まとめ
拙い文章になってしまいましたが、私なりに「編入」についてまとめてみました
ところで、編入界隈ではたまに編入合格者が『編入学』についてうだうだ言っている光景をX(旧Twitter)などで見かけることがあります
ただし、大概が
「そんなことは編入に向けて勉強している時から想像できたことだろうが!」
という程度のものなので編入に向けて勉強している人が気にする必要は全くありません
いやマジで
少なくとも私は「編入学」という方法を選んだ事をどう言われようが、今後後悔する気は全く無いし、仮に後悔したとしても発信してしまう事は無い
そんな適当に決めてないしな
「若いうちはいくらでも修正は可能
ただし能力を自分で磨かなければ若さなど意味が無い」
と私は思っています
編入を目指している人、合格した人は1度明確な挫折を味わっている人が多いので、そこは強みですよね
それに、編入って仮に不合格だったとしても
「若い頃に勉強をガチった」
という事は残るのが良いと思っています
私としてもまだまだ若いつもりなので頑張る気マンマンですし、お互い頑張っていきましょう🔥
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