湯たんぽの幸せ

サマータイムに切り替わった日、
私はツキニ弁当の手伝いの為に
フィレンツェのよっちゃんの家に
泊まらせて頂くことになった。

長男ちゃんが、僕が帰ってきた時に起こしてあげるよ!
と言ってくれて胸がほっこり。

尽きない話をしていた中で、
私が18歳の時に幼馴染のよしこちゃんと
バスに乗って天河神社へお参りに行った際、
(選択が渋いぜ!俺たち!)村の方のおうちに
泊まらせて頂いたのだけど、
そのお家で準備して下さったご馳走が
未だにホカホカの状態で胸に蘇ってくる。

裏の山で採れた山菜の天ぷら、

じゅんさいの入った滋味深いお汁、

お豆の入ったご飯、
蕗の佃煮……

そして、その日ありありと蘇ってきたのが、
そのお宿で準備して下さったお布団。

ふかふかのほわほわのお布団に
陶製の湯たんぽが入っていて、
よしこちゃんとふたり、
なんて幸せなんやろうねぇと
静かすぎる夜にスッと入眠した瞬間を
今でもそのまま思い出す事が出来るのだ。

そんな話をしてそろそろ寝ようかと言っていたら、よっちゃんが湯たんぽを3つ用意してくれていた。
彼女は毎晩自分のために準備して、
寝る前に寝床に入れて温めてから寝るのだそうだ。

話がリンクして嬉しいなぁと思いつつ、
その日は1時間消えてしまう日だったので、
睡眠時間が2時間だったのだけど、
ぐーーーーっすり休んでその次の日⁇に備えることが出来た。

よっちゃん、ありがとう!
そして、家を出ようとした時に
長男ちゃんが帰ってきて、
ドアを開けて見送ってくれた。

その日のお弁当の準備はスムーズに進み、
全て完売したそうだ〜〜😍🌹💕

あの時の山の神様も力を貸して下さった気がする……

寝る前湯たんぽ超オススメでーーーす!!!
幸せ気分すごいです!

サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。