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お爺心と秋の空

秋・・・
今日は久しぶりに気持ちの良い秋晴れ〜うれしい!
後で散歩に行こう〜〜
皆様のお住まいの場所の天気はどうですか?

noteで秋にやりたい事ハッシュタグで投稿を募集していたので
ちょっと書いてみようかと思います。

秋といえば芸術の秋・・・食欲の秋・・・スポーツの秋、と色々ありますが
どれもこれも取り組んでみたい。

食欲の話は昨日もその前の日も、っていうかすっごい確率で書いていますし、
スポーツっていうと昨日から自転車こぎを始めました!

昨日はたまたまお爺の家に洗濯をしに行ったんですけど、
白内障の手術をしてあまり運動をしすぎないようにお医者さんに言われた
お爺が、外に散歩はまだ行くの億劫だけどテレビ見ながら自転車漕ごう!と
思ってテレビの前まで持ってきていたのを、しめしめと思いトライしてみたのでした。

激しいウォーキングや、自転車こぎは20分以上やらないとエネルギーの燃焼が始まらないというのを、
イギリスに住む筋肉質の美少年(お友達の息子さん)に教えて貰ってから何か運動した時は20分だけはがんばろう!と決めているので、時計を見ながらせっせと漕いでおりました。

自転車のそのとなりではお爺さんがデッキチェアに腰をかけていて、
「俺がなんでお前らの生活にとやかく言うか」
の説明がとくとくと始まりました・・・!!!!

「例えば違うところに住んでいるDやB(義姉の子供たち)がどんなに食事中へんなことやってようが、
目の前にいる訳じゃないから気に触ることもない!
せやけども、お前らみたいに生活している様子をこんなに近くに見てたらツッコミどころが満載でイライラするんや〜〜!!!あぁ、人間に生きるってなんでこんなに面倒なんや!」

※犬は大好きだお!

はい、毎日我々の生き方について指南が入ります(笑)

「ムスメがベッドに行く時間が遅い」
「ドライヤーをかけながら喋ったら近所迷惑。こっちが文句言えなくなるのは嫌やから静かにやれ」
「お前の履く靴がぶさいく」
「ムスメのコートが貧乏くさくて好きじゃないからもう一着買うべき」
「ジメジメした季節なのでムスメの冬靴は絶対に2足必要だから早く買いに行け」
「あの可哀想な(ムスメとモシモシ)奴らは今夜何を食べさせられるんか?ネズミか?」
「あんなメソッドが確率されていないギター教室に通っても無駄」
「ムスメがBTS見過ぎ」(私も同意見(笑)
「ムスメが勉強しなさすぎて心配」

その他様々なツッコミが顔を合わせる度にガンガン発射されるので、
ほんと〜〜うにうっとおしいです。(笑)

でも、本当に気になって気になってしょうがないんでしょうね。
私もイタリアではまだ経験浅いですから「ほぉほぉ」と意見を聞きます。
それがお爺の常識なんやね〜なるほど!なるほど!と。

実際こんなにここまで気にかけてくれる人おらんしね・・・
ムスメに関しては、ここに書いた以外の案件でも私もめっちゃ悩むところではあったものの
日々話し合って最良の選択が出来ていると思っているし、
私の履く靴がぶさいくなのとかは我慢してもらって(笑)

「ジメジメした季節なのでムスメの冬靴は絶対に2足必要だから早く買いに行け」
に関しては、

「そうよね〜でも靴に関しては私も全然わからんし、
よお知ってるお爺が店に連れてってアドバイスしてあげて〜〜
店員さんも私にはズルしたりするけど、お爺さんほど威厳あったら大丈夫やん! 」
とお願いして、実際にムスメも連れて行ってもらい良い靴を毎年選んできてもらいます。

「あの可哀想な(ムスメとモシモシ)奴らは今夜何を食べさせられるんか?ネズミか?」
っていう質問には
「ネズミは稀すぎて手に入らへんから、今日は菜食日本料理やねん〜」
などといって交わします。

「ドライヤーをかけながら喋ったら近所迷惑。
こっちが文句言えなくなるのは嫌やから静かにやれ」
に関しては
「人に気を使って生きてたら病気になるで!
文句言わせたったらええやん!で、また言い返したらええし!」
と伝えたら納得してくれたらしく、しばらくは何も言いませんでしたが本人自身が、
やかましかったのか、
「うるさい〜〜!!!」と苦情が入りました(笑)
楽しそうなのが大嫌いなお爺。ごめん。

「ムスメのコートが貧乏くさくて好きじゃないからもう一着買うべき」

このコートは昨年秋に私の母がパリの姉の家まで来た時に買ってくれたものなので、ヤキモチでこういう事を言います。「じゃあもう一着買ってクダサイ」とつぶやいておきました。


お爺自身、自分を律して人にも厳しく生きてきたから
ゆる〜くて楽しそうなのが見ていられないらしく・・・

毎日言われ続けるのはかな〜りしんどいけども、
根底に「家族への愛」があるからこその言葉だと思うし、
彼の忍耐力のおかげで今まで本当に助けてもらったし感謝しかない。

いや、本当の忍耐力があったらお小言は言わないか・・・
なんというか、彼の「家族を助けたいんだ!」という精神に救われ続けている。そういう暑苦しい家族愛はうちの実家にはなかったので。

それにしても、私はそういうお小言系言葉をうま〜く滑らせる術がついているらしく、
ああしたらよい、
こうしたらよい、
と言いたい人からの意見を適度に聞きつつ、
色々苦しいのだなと理解しつつ、自分の時間を割いてまで私の事を考えてくれるって事自体ありがたいとも思いつつ
もし私に重要で必要であれば取り入れられるように出来てきたなぁと思います。

お爺も一人ぼっちで寂しさに加速がかかっていて、日曜日にムスメがお爺の様子を見に行かなかった事を素直に悲しんでたしな〜・・・

私らも楽しそうに生きることを抑えないで巻きこんでいきたい・・・。

はっ!
全然「秋にやりたいこと」からずれてる?あ、そうでもない?どない?

と思って詳細調べたら・・・「秋にやりたいこと」の公募は10月末で終わってた(笑)

ふぃ〜〜
お爺観察日記また書きます。
お読みくださりありがとうございます!


サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。