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玄関先でズボンを脱ぐ人

私はお裁縫が苦手です・・・。

2年前に亡くなった義母のシモネッタが何度か
大きいミシンの使い方を教えてくれましたが、
本当に覚えられないまま今日になってしまいました・・・。

手縫いで何度かモシモシのズボンの修繕をしましたが、
1日でパリ〜ンと破いてきて、瞬殺でした(涙)

全く頼りにならないヨメだとすぐに察したおじいは、シモネッタ亡き後、近所を調査しまくって、腕の良い寸法直しをやってくれる人を探してきました。

いや〜すごい!

私もパリの姉からもらってきたスカートの裾がてろ〜んとなっていたので、、持って行ってみたら5ユーロくらいで裾上げがしてもらえてその仕上げが綺麗なことったら・・・

ありがたい・・・。

そして、今回モシモシ画伯が去年の今ころ買った冬物ズボンを2本と、股のところがぱっかり開いて私がぬったら1日であかんくなったズボンの合計3本を、ようやく持って行った時のこと。

前もって電話をして夕飯前の7時ころ、玄関先から見ると居間ではご主人がパソコンでなにかをしていらっしゃったらしい。

 裾上げして欲しいけれども、家でマチ針を打ってこなかったと言うと、

「じゃあここでぬいで履いてみて!」
とシニョーラ。

旦那さんがそこにいて、初めて行った家の玄関先でズボンを脱ぐ俺・・・

ズボンを2本履いては脱ぎ、履いては脱いでいる横で
旦那さんが静かにパソコンで作業をしているのがすご〜く不思議だったそうです。

良い塩梅の裾の長さをみてもらうんだから、当然だけども、トイレで脱ぎ着するとか発想がなかったのが面白い……
きっと彼らにしたら普通の光景なんでしょうね。

いやぁ〜想像したら面白かったので絵にしたけど、そんなに面白くないなぁ(笑)

来週末にムスメの友達のCresima(堅信式)という教会での行事に呼ばれていて、その日にはさすがにちょっとおめかしして行かねばならないので、間に合ってよかった〜〜・・・。

この世のお裁縫のうまい人を尊敬!!!

サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。