ムスメと母の長い1日

本当に本当に久しぶりすぎて、何から書いて良いか
頭をぐるぐるさせながら、過ごしていたら8月も8日・・・もう立秋ですって(驚)
しかも今日はライオンズゲートの開く大事な日らしいですね!!

前の投稿は韓国に行ってくる直前のものでそれもレポート出来ていない・・・
あ〜中身の濃い日本&韓国滞在デイズでした・・・。

そんなわけで、頭ぐるぐるなまま日本に行ってきた時の思い出のひとつを
イラストにしてみました。

しかも、これは実際に私が経験したことではなく、
私のムスメと、私の母の話だという・・・(笑)

この日は私がドイツのマインドスケッチイラストレーターの、のんちゃんとご一緒させていただきましたーー!!

この大事なイベントの日だったのですが、本当に素晴らしい経験をさせていただきました・・・

のんちゃんのアーティスト魂とその愛に触れ、そして長年お世話になっているネパールレストラン、カンティプールでお部屋を貸切って頂いて開催出来た幸せ・・・

そして、ご参加くださった皆様そのもの全てがなんとも素晴らしく・・・(涙)
 本当に思い出深いイベントとなりました。
関わってくださった皆様へ、心より御礼申し上げます!!!

その関わってくれていた人のうちのムスメと母・・・
私(鬼)がいない間にふたりでこっそり買い物に行きたくなったそうで、

ムスメ:ふたりで何か買いに行く?
ばぁば:行く、行くー!美味しい食べ物が欲しいわ

ってことで、ふたりで出かける準備を済ませ、
サービス付き高齢者住宅に住んでいるので、私たちがいる間は事務所で車椅子を借りて出ることもあるのですが、恥ずかしかったらしく、自分で購入した手押し車も他の方と同じもので使っているのを見られたくないらしく(ヨクワカラナイ理由・・・)その日は杖だけを持って意気揚々と施設を出たそうな。

しばらく歩いてムスメが振り返ると母がず〜〜っと遠くにいるので驚いて戻って、

一緒に歩いたりしながら図にあるように赤線で行けば良いものを、

緑線の経路で行ってしまい、なんとなんとムスメの体内時計で1時間弱かかったそう・・・。
(普段、私とムスメで行く場合は7分くらいで着きます。)

その頃には母はぶるぶるぶる全身が震えて、顔も青ざめて大変なことに・・・!!!

途中で施設に戻って車椅子を借りに行くっていう機転がまだ13歳の女子には効かなかったのか・・・。
(後で聞いたらそんなことは全く思いつかなかったそうです。ただただ、スーパーになんとか行き着くことだけを祈りつつ付き添っていたそう)

どうにかこうにかまさに死に物狂いでスーパーに到着すると、
母のあまりもの憔悴しきった様子を見て、店の人が車椅子を持ってきてくださったそうです。

魂が飛んでいくのを堪えながら、ムスメの押す車椅子で店の中をぐるぐる回って、買い物をしたようです。

シャウエッセン 2袋
納豆 1パック
サクサクチキン 1つ
鯵のフライ 1つ
しゅうまい ふたつ
おにぎり(昆布)ふたつ
チョコレート 2枚
ジャスミンティー500ml 1本
お〜いお茶250ml 1本

これをセルフレジで買い求めて、またもやふらふらになりながら
今度はスーパーの横にあるファミレスの前からタクシーの乗るために移動したら
またもやこんな状態に・・・

20分ほど待って(待ちすぎやろ!)タクシーを拾い、
施設名を告げるとすいすい進んでくれて数分経ってから
ムスメが「いやーこっちの方じゃないよ!」
と言い出し、母は運転手さんに任せておけば良い的な感じで
なだめていたものの、運転手さんが機転を利かせて探してくれたら
ムスメの言う通り、もう一個同じ名前の施設が・・・!!!

と、言うわけで普通に戻っていたらワンメーターで済んだ旅でしたが、
大冒険を重ねたために、2000円ほどかけて戻ってきたそうです。

私がその日に帰ったのは夜の10時頃だったのですが、母もムスメも完全に疲れ切ってすやすや眠っていました。

がさごそやっているのに気付いたムスメが
「魚のフライをばぁばがママに食べさせてあげなくちゃ、って言ってたよ・・・」
と寝言のように言ってくれました。

次の日の朝になってからその冒険の詳細を聞いたんですけどね。

半分イタリア人の13歳の子と、83歳の足が思うように動かない老人ふたりにとって忘れられない夏の思い出になったようです・・・!

良かった、良かった・・・(???涙)

それではまたーー!!!!

サポート頂けたらすご〜く嬉しいです。 言葉にできないほどに。