「だが、情熱はある」が面白い

4月クールもあっという間に終わり。
本当あっという間です。

既に最終回を迎えた作品もあれば、今週や来週迎える作品もありますね。

今期は、朝ドラに加えて1作品しか観ませんでした。
正確に言えば2作品なのですが、もう1作品は4話で離脱してしまいました。

投票するのが楽しい

ドラマアカデミー賞の投票をしました。
自分の好きなジャンルで投票できるのは非常に楽しいです。
年に5回(4クール+年間)これができるのが私の生きがいと言っても過言ではありません。

今回の私の投票シート

「だが、情熱はある」

正直言って、当初は期待していなかった作品でした。
ドラマ好きとして、よくあるのが「期待していなかったのに観てみたら想像以上に面白くて今期で1番面白かった」という現象。今回の作品がまさにそれ。

たりなりふたりの山里亮太と若林正恭を演じる森本慎太郎と高橋海人。
この2人の演技がすごい。回を重ねるごとに本人らしさを増していて、もはや本人なのでは、と疑ってしまう程である。

ふたりがどう出会ったのかの経緯を知るドラマなのだが、それまでに2人がどのような家庭環境で育ったか、学校ではどういう立ち位置だったか、どういう人たちに囲まれてきたのか、どのようにお笑いコンビを組んだのか、などなど事細かに知ることができる。

特に、山ちゃんと静ちゃんの出会いは強烈であった。ストーカーのように付き纏って、静ちゃんの好きなものやハマっているものを調べ上げて勉強している山ちゃんの姿は「すごい」とも言えるし「気持ち悪い」とも表現できる。

芸人さんってすごい。

私は、ここ1年で芸人さんへの熱が高まっている。
それもあって、「だが、情熱はある」が更に面白く感じるのかもしれない。

芸人さんの「笑わせたい」という思いがとにかくかっこいい。
自分が面白いと思うものを真っ当に続けていったりお客さんの反応を見て試行錯誤して、お笑いが好きだからこそ「笑わせたい」という思いがどんどん強くなっていく。すぐ売れる人もいれば、20年経って売れる人もいる。もちろん辛いことがたくさんあるので、苦しくなって諦める人だっている。挑戦し続けている、芸人さんの生き様がかっこいい。

特に「だが、情熱はある」の2008年のM-1敗者復活戦のシーンで南海キャンディーズがネタの打ち合わせしてる後ろ姿。あれを見て「芸人さんかっけえ」と改めて感じた。

ダメだ、かっこいいしか言っていない。私の語彙力が低下している。もはやドラマの話ではなく、お笑いの語りになっている。それくらいドラマの内容に入り込んでしまっているのかもしれない。

「だが、情熱はある」は今週日曜日で最終回を迎える。面白いドラマの最終回を観るのはいつも寂しい。でも観たいので楽しみ。

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