ピーターグリルとコイゴコロ

秋アニメ、続々と新作が放送されていますね。

異世界からジャンプ原作、アウトドア系、イロモノと様々なジャンルの面白そうなアニメが今期も沢山彩っているが、その中でも続編モノでヤマノススメ4期が個人的に期待だ。1話は1期の総集編だったが、情景の懐かしさに思わず感極まってしまった。それも出勤前に視聴してしまったものだから、尚更混沌を極めてしまった。

続編モノといえば他にもスパイファミリー、ヒロアカ、アニナナ、タイバニ、メガトン級ムサシ等、大人気アニメが放送されているが、個人的に、それらのアニメ以上に放送前から大いに楽しみにしていた作品がある。

その名はピーターグリルと賢者の時間。

作中で最強の主人公ピーターグリルが子種を目的に様々な女魔族に翻弄されるという軽快かつ比較的シンプルなシナリオ構成になっている。戦闘になるとピーターより右に出るものはいないが、意志は最弱レベルと極端な性格が特徴的。とにかく女に弱い持ち主である。1期は戦闘描写よりエロ女に絡まれる場面が大部分を占めていた。余談だが、元バドミントン選手でデンマークのレジェンドであるピーターゲードという選手がいたが、その選手もバドミントンは超強かったが、プライベートでは女の誘惑にかなり弱かったらしい。お気づきかと思うが、そのネームも奇しくもピーターである。ピーターと名のつくものに対してはちょっと偏見持った方がいいかもしれない(そんなことはない)

そんなピーターグリルのEDを飾るのがヒップホップ界隈で有名らしいヒルクライム。ヒップホップに明るくないので、以前Netflixで配信されていた虫籠のカガステルというアニメで知ったが、ピーターグリルでもEDをやると聞いてちょっと親近感が湧いた。アニメが続編やると聞いて、非常に驚きを抱いていたが、ヒルクライムが2期でもEDを担当するとは思っていなかった。しかも歌だけでなく、吹き替えもやるそうで、気合が入ってるなーと感心させられる。ヒルクライムに対する好感度はMAX状態だ。

1期のEDが「ヨリドコロ」というタイトルの曲でどうやらピーターグリルが片思いしてるヒロインに対する思いを歌詞に綴っているらしい。そういうロマン溢れる歌詞になってるが、正直あまり頭に入ってこなかった。なにせ、EDの映像と曲調があまりにも合ってなかったからだ。そりゃあ、裸の女魔族を脇に真ん中で寝ているピーターグリルの映像をバックにヒップホップの音楽がいきなり流れ始めるものだから、情緒不安定になるに決まってるやんけ!

1期のタイトルが「ヨリドコロ」だったが、2期のタイトルは「コイゴコロ」。1期のEDがピーターからヒロインに対するメッセージソングになってるが、2期のEDは逆にヒロインからピーターへのメッセージソングになっている。つまり、2期のEDは1期のEDの「アンサーソング」という位置付けとなっている。胸熱すぎるし、ヒルクライムの人がめっちゃアニメに対する情熱を捧げているのが垣間見れてとても好感もてますよねー。最初は無駄にやる気あるのウケるなくらいにしか思ってなかったけど、ここまで愛情を捧げてくれたら、アニメ作品だけでなく、アーティストとしてもちょっと応援したくなるだろ…

そんなヒルクライムのピーターグリルに対する情熱と愛情を捧げ、声優初挑戦という晴れ舞台を高みの見物で応援しようと思う今頃だった。



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