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父の胃ガン入院から私の働き方改革

お盆、同居している77歳の実の父が胃ガンで入院した。
末期ガンとか、余命いくばくとかそういう類の話ではありません。

2週間の手術&入院を経て無事に一旦退院したものの
術後膵炎という後遺症で退院4日後からまた入院。

入院した病院は両親共に日頃からお世話になっている大きな病院で、科や検査日が違っても、いつも両親二人揃って車で検査や診察へ行く。
母は耳の悪い父の耳となり、父は母の足となる。

さて、父が入院してしまったということは母は電車&バスを乗り継いで付き添いに通院しなければならない。

距離的には遠くないので時間にして30分程とはいえ、
毎日毎日病院へ往復する77歳の母はやはりしんどそう。

最初の入退院から術後処置の入院を足すと約40日間にもなった。
その間同居している私は・・・
母に何もしてあげられていない。という虚無感に日々襲われていた。

母が家を空けることが長い為、両親の居住空間のお掃除をしたり、
毎日病院内のコンビニおにぎりのランチをしている母のにお弁当を作ったり、
病院帰りに自分のご飯の買い物をする手間が省けるように、母の夕食を用意したり程度はしていた。

でも、この虚無感の一番大きな原因は
「家に車があるのに母が電車で通院している」という事実。

私は車の免許を持っている。
ペーパードライバーだとはいえ、引っ越し前は家の近所での運転もしていた。

「何の為に同居してるんや?」と考えることが増えた。

この先、同じような機会がきっとまたあるはず。

私はどうすべきなのか・・・?

幸いなことに自動安全ブレーキ搭載の新車が納車されたばかりなので、
その車を使わせて貰って、運転の練習をすることはこれからの第一課題として…
はてさて、週4で勤務しているパートの仕事をこのままダラダラ続けるのか?

漠然とそういう事を考える事が多くなって来たところで、
とても心に響くテレビを見たこともあり、本気で私の働き方改革を進めるべきではないかと強く思っている。

心に響いた番組のその①は

ダウンタウンの本気でハシゴ酒。
ゲストはキングコング西野。
特にファンな訳ではない上に、自身の絵本の博物館?やら卒業式での立居振舞の件であまりいい印象のタレントさんではなかったけど、
「テレビや新聞は嘘ばっかり」ということに気づいてからはテレビをほとんど見てなかった私は、メディアに作られた彼の印象を愚かにも鵜呑みにしてしまっていたと知る。

彼の「冷静に先を判断する力」はすごいと思うし、
自分の絵本を売るために、あえてネタばれさせて
お金と時間のない若いママたちに安心して買ってもらえる環境をわざと作ったことには本当に感心した。

その上で、ガツンとくる言葉を聞かされたので
余計に心に響いたのかもしれない。

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これを聞いた多くの人は「それができたら苦労しねぇ」と思ったんじゃないかと思う。

でも、私には

私の持ってる技術や知識では、
まだ自分発進の競技が作れる気がする。

そう思ったのは、今度遊び行ってみようと調べていた
大規模古着屋さんの中に
服飾専門学校の生徒が作るリメイク服のコーナー販売があることを知ったばかりだったかもしれない。


そして心に響いた番組のその②は

初耳学 橋下徹が高学歴ニートに熱血授業
内容は題名を見たまんま。
高学歴ニートに橋下さんが授業をするんだけど、
ここであらかじめ言っておきたいことは
私が橋下徹の大ファンであるということ。
テレビは嫌いだけど橋下さんの出る番組は
abemaTVであったりティーバーで後々見ている。

始めから橋下徹に寛大な目で見ていることは、御了承ください。

それはさておき、​橋下さんの授業はニートの彼らを決して否定せず「自分が死ぬときにいい人生だったといえるかどうか」
「今置かれた立場で必死に『燃焼』しているか」と
いうことだけを伝えていた。
橋下さんらしい解りやすい授業だったと思う。
実際に聞けたあの子たちが羨ましいわ。
橋下さんの言葉のひとつでもふたつでも彼らの心に
残ってくれればいいなと思う。

私は今自分の置かれた立場で「燃焼」しているだろうかと考えた時に、週4の工場パートをぬるく続けるのか、はたまた西野が言うように「自分だけの競技」にチャレンジして自分でデザインして作った服を発信して売りこんで
自分のペースで営業や製作して、両親の通院には自分が車運転して連れて行けるよう仕事も調整して、

自分の競技で燃焼することが出来るんじゃないかと。
それを出来るようにならないといけないんじゃないかと。
ずっとモンモンと考えています。

どんな風に形になるかはわからない。
それこそ計画通りになんて行くはずもない。
でも、チャンスが来た時に行動できるスタンバイはしておきたい。

こんなにも心が揺さぶられる事柄が次々と起こったのは偶然ではないのかもしれない。

この気持ちを忘れたくなくて、この記事を書きました。


#ビジネス #リメイク #古着 #クリエイター


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