先週は濱口竜介の親密さをみて、今日はエドワード・ヤンの恋愛時代をみた。日記!!

今日、目覚ましをかけていないのに6時55分に目が覚めた。立派な社会人だ!

ただ早起きをしてもやることがないので、
(厳密にはある、部屋の掃除と洗濯)
2時間くらい布団でダラダラした後、映画を見にいくことに決めた。


見たのはエドワード・ヤンの恋愛時代。
先週まで新宿武蔵野館でやってたんだけどタイミング合わなくて見れず、調べると下北沢のK2ではまだやってるみたいだった。

以下見た感想

先週は濱口竜介の“親密さ”を見に行ったんだけど、
濱口竜介は確かエドワード・ヤンが好きで(好きって言葉バカっぽいけど多分好きみたいなこと言ってた)、濱口竜介の映画を観た後と同じ気持ちになった。

どちらとも見終わった後に世の中こと(自分と外の関わりのこと)を一旦フラットに受け入れられるからそこが好きだ。
人間の奥行きや立体感を覚える。
映画を見終わった後はやっぱりそういう気持ちになりたい。

登場人物たちとわたしは多分同世代なんだけど、やっぱり同じ世代の人が成熟していく段階の映画って好きだな。何を持って成熟かという話にはなるけど…。
大人になると何かと「これが正解かな」となんとなく自分で型を決めてそこに入ろうと努力をするけど、別にそうしなくても楽しいしそうしても楽しいんだと思う。
とにかく自分のしたいようにするべきだ。 

それぞれの考えが交差する中で結果希望持てる、みたいなのは、やっぱりいい。
都市で生活をしていると速度があるけど、希望がないとやっていけないんじゃないのかな。同時に自分や他人を愛せそうで良い。

また、エドワード・ヤンは台湾の監督で、舞台は90年代の台湾なんだけど、
この映画を見るに当たってまずどのくらい背景の知識があった方がいいのだろうか、わたしは本当に教養がなくそこらへんが抜け落ちている。勉強疎かにしてきたから…そこだけ後悔した。

見た後恋愛について考えた。
誰かと恋愛関係になる時、またはその関係にならずともそういう気持ちを抱いた時、自分または相手にしか知り得ない空間がうまれるからこそ楽しいとか気持ちが良いとか最悪だなとか思うんだろう。その空間は他人が行き来できない領域であり、その領域があればあるほどセクシーだ。わたしは小泉進次郎よりもセクシーを多用する。
だから濱口竜介の映画の登場人物は異様にセクシーなんだと思った。


映画を見た後はお笑いを見に行った。
某若手芸人の単独で、1時間まるまる漫才のみだったんだけど、演者が袖に捌けるネタとネタの間に曲がかかっていた。
カネコアヤノの噛みつきたいが流れた時、異常にむかついた。近くの席の人が曲に合わせ小さく肩を揺らしているのもむかついた。
負けだろ。カネコアヤノを単独で流したら負けだろ。リズムをとったら負けだろ。

(いや負けだろ負け認めんな)と思いながら日高屋で温玉旨辛ラーメンを食べたら美味しすぎた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?