ネットスケープじじいのパソコン日記(Linux Zorin OS Lite編)

 普段使っているじじいのパソコンのOSは「Linux」の「Zorin OS 16 Lite」です。なるべくインストールされるアプリケーションが少ないのが好みです。
仮想環境に「Zorin Linux」を入れていて起動時に「Zorin」の起動画面のまま固まってしまいます。ネットでは「Zorin splash stack」とあります。この「note」の筆者の方の中にこの現象にあわれている日記がありました。
 「スタック」する「grub.cfg」としない「grub.cfg」を調べてみました。

ディスクの「UUID」以外の差異はありませんでした。
起動時に「F12」キーを連打してスプラッシュ起動画面をテキスト起動画面に切り替えると正常にデスクトップ画面が表示されました。
他の方法として起動時に「ESC」キーを連打して「GRUB>」のテキスト画面表示にして「normal」入力、リターンキーを押して、「ESC」キーを押すとテキスト起動画面になって正常にデスクトップが表示されました。
 じじいはものぐさなので、起動用の設定ファイル「/boot/grub/grub.cfg」を修正する方法を試してみました。
最初の一歩は「root」ユーザになる必要があります。
「root」になるたの設定
・ターミナルに「$ sudo passwd root」と入力
・「sudo」パスワード1回、「root」パスワード2回いれます。
・「$ su」と入力、パスワードを入れて「$ → #」ドルマークから井ゲタ
・ディレクトリを「cd /boot/grub」に移動します。
「grub.cfg」の修正
・設定ファイルのバックアップ作成「# cp grub.cfg grub.cfg.bak」
・設定ファイルの内容を番号付き(オプション-n)で確認「cat -n grub.cfg | grep splash」
* おっとその前に、「vim」エディタを番号付きに修正 *
「$ sudo vim /etc/vim/vimrc」
一番最後に追加 
" ダブルクォーテーションのコメントアウト記号で一行あける
set number
logout → login

184行目に「#」を付けてコメントアウト
184 #linux /boot/vmlinuz-5.15.0-91-generic root=UUID=b1c8feb5-0ab9-4425-9e48-51604c837f68 ro quiet splash $vt_handoff
185行目
linux /boot/vmlinuz-5.15.0-91-generic root=UUID=b1c8feb5-0ab9-4425-9e48-51604c837f68 $vt_handoff
「ro quiet splash」を削除したものをコピペ
起動の設定(変更なし)
GRUB_DEFAULT=0 184行を読み込みですがコメントアウトしていますので185行
GRUB_TIMEOUT_STYLE=hidden メニュー表示なし(ありはminu)
GRUB_TIMEOUT=0
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash" 起動時にsplash画面を読み込み
185行で削除したので無視されます。
再起動するとテキスト起動画面になります。今のところスタックしていません。



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