【PANCRASE】ブラジルから7戦無敗22歳の王者が来襲。林大陽と対戦ジョアン・サルダーニャ「ヴィヴィアニに続いてPANCRASEでベルトを巻きたい」

9月9日(日)に新木場スタジオコーストで開催される「PANCRASE 299」でバンタム級8位の林大陽(CAVE)と対戦するジョアン・サルダーニャ(ブラジル/セラードMMA/ブラジルFGC王者)が7日、都内ジムで公開練習を行った。

遠い間合いから一気に飛び込んで繰り出す跳びヒザ蹴り、長い手足で極める得意のアナコンダチョークなどを惜しげもなく披露したサルダーニャは、練習後の一問一答で、柔らかな物腰ながら、はっきりと「チャンピオンになること」を目標として挙げた。

PANCRASE女子ストロー級新王者に輝いたヴィヴィアニ・アロージョと同門。練習仲間にはUFC6勝2敗のヴィセンチ・ルキらがいるなか、7戦無敗22歳のブラジルFGC王者は、4連勝中のCAVEの叩き上げ林大陽といかに戦うか。注目の一戦だ。

▼第7試合 バンタム級 5分3R
林 大陽(CAVE/8位)
ジョアン・サルダーニャ[Joao Pedro Villa Saldanha](ブラジル/セラードMMA/ブラジルFGC王者)

──来日してコンディションはいかがですか。

「ブラジルからパリの乗り継ぎがうまくいかずにちょっと時間がかかってしまって1日到着が遅れましたが、それにも関わらずコンディションは良く、公開練習でもよく動けました。問題ありません。体重もほとんど減量なく計量できそうです」

──ブラジリアのセラードMMAから日本まで、今回は乗り継ぎも含め、合計何時間かかったのでしょうか。

「ブラジリアからリオに着いたのが夜の10時で、パリ行きの便が翌日の15時になってしまい、かなりの待ち時間がありました。結局、日本に着くまで50時間かかりました」

──それは大変ですね……。ところで今回の公開練習ではオーソドックス構えでしたが、試合動画では左構えのときもありました。実際は?

【試合動画】

「通常は右利きですが、試合に応じて構えを変えています。Jungle Fightでエリクソン選手と戦ったときは、跳びヒザ蹴りから戻ったときにちょうど左構えになったのだと思います」

──サルダーニャ選手の格闘技のバックボーンを教えてください。

「もともと僕のおじさんが柔術の黒帯だったので、7歳から自宅で柔術をやっていました。紫帯です。その後、13歳から2、3年キックボクシングを習い、ブラジリアに移り、本格的に格闘技を始めました」

──アナコンダチョークでフィニッシュしていますが、得意になった理由は?

「もともと黒帯柔術家であるおじさんから教わりました。その後、セラードMMAでルタリーブリをレナト・フェレイラコーチのもとで練習してアナコンダチョークをより使うようになりました」

──がぶりからアナコンダチョークで下になることを恐れたりはしないでしょうか。

「まったく問題ないです。かなり練習していますし、練習仲間のUFCファイターのヴィセンチ・ルキ(VICENTE LUQUE・UFC6勝2敗)と技を出し合うような勝負をしていますので、僕も積極的にアナコンダチョークを使うようにしています」

──現在、22歳で7戦無敗という戦績をご自身ではどのように感じていますか。

「とてもありがたいことです。コーチたちや仲間のおかげだと思っています。感謝しかありません。家族のサポートもあり、いまのジムでは試合に集中できています」

──初参戦となるPANCRASEのイメージは?

「今回、このチャンスをいただき歴史あるPANCRASEに参戦できて、ほんとうに嬉しく思っています。とてもいい印象を持っていますので、これからもどんどん試合をしていきたいと思います」

──対戦相手の林大陽選手の印象は?

「実際は1Rくらいしか試合動画を見ていなくて、コーチのアンダーソンに対策は任せています。不安はありません。1Rだけ見た限りでは、非常にいい選手だと思いました。自分の動きと似ているなと感じました。面白い試合になると思います。打撃戦になるかグラウンド戦になるかわかりませんが、どちらでも対応したいと思います」

──林選手は左構えのオールラウンダーですが、自分が上回っていると思うところは?

「グラウンドだと思います」

──跳びヒザでも上回っているのでは?

「たぶん、そうだと思います(笑)」

──謙虚ですね(笑)。セラードMMAには散打のクラスもあるそうですが、サルダーニャ選手の遠い間合いから飛び込む動きは散打のエッセンスが入っているのでしょうか。それとも独特の動きなのでしょうか。

「(セコンドのアンダーソン)僕らのチームは常に良い動きを取り入れている。たしかにチームの何人かは散打の動きを習っているから、彼らから動きを吸収して融合して、独自の動きにしているんだ」

──あのサイドキックや後ろ蹴りは散打やカポエイラから取り入れたのでしょうか。

「(アンダーソン・カルバーリョ)どちらからもいい部分を取り入れているよ。ヴィヴィアニもそうしている」

──林選手のセコンドに、ハファエル・シウバ(現暫定王者)を下している石渡伸太郎選手がいることについて、警戒しますか。

「非常に警戒しなければいけないと考えています。試合に集中してどんな展開になってもいいようにしっかり準備はしてきています。ここに来たからには、自分の対戦相手以外にもほかの選手も強敵が待っています。今回、自分の仕事をしっかりやりきりたいと思います」

──同門のヴィヴィアニ・アロージョから何かアドバイスも?

「しっかり練習すること。そして試合を楽しむことがとても重要だと言われました」

──ベルトを巻いたヴィヴィアニやハファエル、グライコのようにブラジル選手の活躍に続きたい?

「ブラジル人選手がPANCRASEでいい戦績を残しているからには、自分も続きたい。夢はチャンピオンになることです。チャンピオンに向けて頑張りたいと思います」

──ハファエル・シウバとブラジル人同士で王座戦を行えるくらいに?

「そうなるといいですね。戦うからには自分もトップを目指したい。できればブラジル人同士のチャンピオンシップを実現させて、僕がベルトを巻きたいです。それに機会があればブラジルでもPANCRASEの大会を開催してもらいたいです」

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◆「skyticket presents PANCRASE299」
開場12:45 客席開場16:15 開始17:15
東京・新木場スタジオコースト

▼第9試合 メインイベント フェザー級 5分3R
田村一聖(KRAZY BEE/第6代パンクラス・フェザー級王者、現同級2位)
中島太一(パラエストラ東京/2012年ネオブラッドトーナメントバンタム級優勝)

▼第8試合 セミファイナル ストロー級 5分3R
三浦彩佳(TRIBE TOKYO M.M.A/パンクラス女子ストロー級2位) 
クリス・マクファー(ブラジル/TEAM MACFER)

▼第7試合 バンタム級 5分3R
林 大陽(CAVE/パンクラス・バンタム級8位)
ジョアウン・サウダーニャ(ブラジル/セハドMMA/ブラジルFGCバンタム級王者)

▼第6試合 ライト級 3分3R
小林 裕(U-FILE CAMP/2016年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
高橋 弘(パンクラスイズム横浜)

▼第5試合 フェザー級 3分3R
木村一成(パンクラスイズム横浜)
冨田翔市(パラエストラ東大阪)

▼第4試合 ウェルター級 3分3R
丸山数馬(TEAM LTDR/2015年ネオブラッドトーナメント同級優勝)
脇本恭平(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)

▼第3試合 2018年 第24回ネオブラッドトーナメントフェザー級 8人制トーナメント決勝 3分3R
亀井晨佑(パラエストラ八王子)
DARANI DATE(Team DATE)

▼第2試合 2018年 第24回ネオブラッドトーナメントバンタム級 8人制トーナメント決勝 3分3R
野村優眞(NEVER QUIT)
大橋悠一(P’sLAB大泉)

▼第1試合 2018年 第24回ネオブラッドトーナメントフライ級 8人制トーナメント決勝 3分3R
鈴木千裕(P’sLAB吉祥寺)
杉山廣平(SPLASH)

<プレリミナリーファイト>

▼第6試合 ライト級 3分3R
上田厚志(総合格闘術骨法烏合會矢野卓見道場)
金田一孝介(K-PLACE)

▼第5試合 フェザー級 3分3R
鬼山斑猫(KRAZY BEE)
立成洋太(FIGHT FARM)

▼第4試合 フェザー級 3分3R
加藤泰貴(RODEO STYLE)
松井幸太(東京イエローマンズキュート)

▼第3試合 バンタム級 3分3R
高城光弘(横浜グランドスラム)
飯島重樹(ALLIANCE)

▼第2試合 バンタム級 3分3R 
田代悠生(パラエストラ千葉)
聖王DATE(Team DATE)

▼第1試合 バンタム級 3分3R
工藤修久(禅道会 小金井道場)
高杉遼介(新潟イエローマンズ)

※地震により北海道在住の後藤丈治(P'sLAB札幌)が欠場。立花恵介(スーパータイガージム田中塾)との試合は、次回10月21日に開催される『PANCRASE 300』に振り替えられる予定。

【チケット】
SS席 15,000円
A席 9,500円
B席 8,200円
C席 7,000円
立見 6,400円
バルコニー(2F/隣接の室内で喫煙可) 12,000円
2F席 8,000円
※未就学児は無料。
※当日券は各席500円増し。
※入場時にドリンク代別途500円が必要。

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◆大反響!「木村政彦 生誕百周年記念」同時刊行

木村政彦 外伝

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