第7試合

【J-NETWORK】寺山日葵がMISAKIとの再戦で判定勝利、J-GIRLSミニフライ級新王者に。梅尾メイがフライ級王座戴冠。政所仁がJ-NETフライ級王者に=11.18『J-FIGHT&J-GIRLS 2018~4th』

2018年11月18日(日)東京・新宿FACEにて『J-FIGHT&J-GIRLS 2018~4th~』が行われた。

第7試合では、J-GIRLSミニフライ級タイトルマッチが行われ、2017年9月に同王座決定戦で対戦したMISAKI(SB・グラップリングシュートボクサーズ/王者)と寺山日葵(TEAM TEPPEN/1位/挑戦者)が再戦に臨んだ。

王者にとって初防衛戦となる今回の試合でもMISAKIは、前回同様に寺山に対し、序盤から左右で前進を試みるが、寺山はMISAKIの突進にヒザ蹴り、前蹴り・ミドルで迎え撃ち、前回のようには下がらず応戦。スタミナ面でもMISAKIに劣らずMISAKIの左右フックを浴びながらもパンチでも打ち合いで退かず。5R判定で寺山が新王者に輝いた。リベンジに成功し、TEAM TEPPEN勢から祝福を受けた新王者・寺山は、那須川天心らと涙を流して歓喜のハグをかわした。(記事・写真提供=J-NETWORK)

◆『J-FIGHT&J-GIRLS 2018~4th~』
2018年11月18日(日)東京・新宿FACE
開場:17:00 試合開始:17:30【上:赤コーナー/下:青コーナー】

▼第7試合 J-GIRLS ミニフライ級タイトルマッチ 2分5R
×MISAKI[みさき](SB・グラップリングシュートボクサーズ/王者)
○寺山日葵[てらやま ひなた](TEAM TEPPEN/1位/挑戦者)
判定 0-3(48-49,47-50,47-49)※寺山日葵が新王者に

1R 序盤から互いに打ちあうも、寺山がリーチを生かして前に出るMISAKIにカウンターでの膝が突き刺さる。それを振り払うかの様なMISAKIのパンチのラッシュ。パンチに対してカウンターの膝で応戦する寺山。

2R パンチで前に出るMISAKIに、強い膝をカウンターで合わせてゆく寺山。互いの距離が出来ると寺山がリーチを生かした顔への前蹴りを狙い、時折ヒットする。しかし、それをものともせずに前に出てパンチをラッシュするMISAKI。

3R パンチに合わせて膝を繰り出す寺山に、ボディへのパンチから顔へとつなぎラッシュするMISAKI。終盤は寺山をコーナーに詰めてボディ、顔へのパンチのラッシュ。

4R 前へ出てパンチを打とうとするタイミングで寺山の顔への前蹴りがヒットし出す。それでも前に出るMISAKIに膝を合わせる寺山。

5R 寺山のカウンター気味の強い膝がヒットする。相当ダメージが有るように見えるがそれを感じさせないMISAKIのパンチの連打。距離が出来ると寺山の顔への前蹴りが軽くヒットする。最後まで互いに一歩も引かず、パンチと膝の応酬で試合終了。

▼第6試合 J-GIRLS フライ級王座決定戦 2分5R(延長1R)
×白石瑠里[しらいし るり](藤本ジム/4位)
○梅尾メイ[うめお めい](TEAM BARBOSA JAPAN/5位)
判定 0-3(47-50,47-50,47-50)※梅尾メイが新王者に

1R 白石は前に出て、梅尾のボディを狙う。梅尾も下がらずに打ち合い、タイミングを合わせながらクリーンヒットを増やしてゆく。

2R リーチの差を埋めるべく接近戦でのボディーへのパンチから顔面を狙う白石。打ち合いの中でもわずかのすきを見てパンチを当ててゆく梅尾。

3、4R ボディー打ちで前へ出る白石。白石の攻撃パターンに慣れてきたのか、徐々に距離をとりパンチを顔面に集めてゆく梅尾。打たれても前にでて、ボディ打ちからローキックで反撃する白石。

5R 前へでる白石にストレートを増やし、徐々にヒット数を増やしてゆく梅尾。それでも互いに譲らず接近戦でも打ちあいで試合終了。

▼第5試合 J-NETWORK ウエルター級王座挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1※肘有り

×CAZ JANJIRA[かず じゃんじら](JANJIRA GYM/ウエルター級2位)
○涼介[りょうすけ](不死鳥道場/ウエルター級3位)
2RTKO 2’55″

1R 試合開始早々、CAZ JANJIRAのカウンターのストレートが当たりダウンを喫する涼介。その後は互角の打ちあいに。

2R 互いにパンチの打ちあいから首相撲の展開が増えてくる。徐々に涼介のパンチがヒットし出し、接近戦でのパンチの打ちあいから、涼介が右のハイキックを繰り出しクリーンヒット。CAZ JANJIRAは立ち上がれずそのままKO勝ち。CAZ JANJIRAは試合終了後も中々起き上がれない位ダメージが大きかった。

試合後、涼介は「次のベイノア戦では必ず勝ちたい」とリング上でコメントした。

▼第1試合 J-NETWORK フライ級王座決定戦 3分5R(延長1R) ※肘有り

×遠山翔太「とおやま しょうた」(MONSTAR GYM/J-NETWORKフライ級1位)
○政所 仁「まんどころ じん」(魁塾)
判定0-2(49-49,48-49,48-49)※政所仁が新王者に

1R 互いに様子見。後半遠山のストレートがヒット。

2R 遠山がリーチの差を生かし飛び膝を狙っていく。その後パンチでの打ちあいになるも両者互角展開。

3R 政所の手数が増え遠山が防戦となる。後半は政所が後ろ回し蹴りなどを繰り出しやや攻勢に。最後は肘を互いに繰り出す。

4R 序盤、政所のハイキックがヒットし、膝・パンチとコンビネーションで攻めるがダメージを与える迄には至らず。

5R 最終ラウンドも政所が攻め、パンチがヒットし、そのままバック肘を狙うが空を切る。政所の攻撃をカットしているが反撃に出ることが出来ない遠山。終盤は互いに打ちあうも政所の攻撃が遠山にヒットし政所の判定勝ち。

その他試合結果は以下のとおり。

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■J-NETWORK

『J-FIGHT&J-GIRLS 2018~4th~』
2018年11月18日(日)東京・新宿FACE
開場:17:00 試合開始:17:30

<全対戦カード>【上:赤コーナー/下:青コーナー】

▼第7試合 J-GIRLS ミニフライ級タイトルマッチ 2分5R
×MISAKI[みさき](SB・グラップリングシュートボクサーズ/王者)
○寺山日葵[てらやま ひなた](TEAM TEPPEN/1位)
判定 0-3(48-49,47-50,47-49)※寺山日葵が新王者に

▼第6試合 J-GIRLS フライ級王座決定戦 2分5R(延長1R)
×白石瑠里[しらいし るり](藤本ジム/4位)
○梅尾メイ[うめお めい](TEAM BARBOSA JAPAN/5位)
判定 0-3(47-50,47-50,47-50)※梅尾メイが新王者に

▼第5試合 J-NETWORK ウエルター級王座挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1※肘有り
×CAZ JANJIRA[かず じゃんじら](JANJIRA GYM/ウエルター級2位)
○涼介[りょうすけ](不死鳥道場/ウエルター級3位)
2RTKO 2’55″

▼第4試合 62.8kg契約 3分3R※肘無し
×藤阪 弘樹[ふじさか ひろき](M-FACTORY)
○ハルク大城[はるくおおしろ](ボスジム)
1RTKO 1’26″

▼第3試合 ミドル級 3分3R※肘無し
○降籏 健嗣[ふりはた けんじ](士道館 ひばりが丘道場)
×マルコ・フェラーリ[まるこ・ふぇらーり](ボスジム)
判定3-0(29-28,30-28,30-28)

▼第2試合 フェザー級 3分3R※肘無し
○仲尾 宗一郎[なかお そういちろう](MONSTAR GYM)
×悪七 俊介[あくしち しゅんすけ](K&Kボクシングクラブ)
3RTKO 1’18″

▼第1試合 J-NETWORK フライ級王座決定戦 3分5R(延長1R) ※肘有り
×遠山 翔太[とおやま しょうた](MONSTAR GYM/J-NETWORKフライ級1位)
○政所 仁[まんどころ じん](魁塾)
判定0-2(49-49,48-49,48-49)※政所仁が新王者に

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