見出し画像

【REBELS】パスカル・コスター「『リョウタロウは素晴らしい人間だ。彼は友人だし仲間だ』ってオトマニ会長が言っていた。でも試合は試合。負けるわけにはいかない」=4月27日(金)REBELS.55

4月27日(金)「REBELS.55」後楽園ホール大会で王者・良太郎とノンタイトルながらワンマッチで対戦するオトマニジムのパスカル・コスター。王者になったばかりの良太郎のモチベーションを上げるために山口元気会長の断によってオトマニジム所属選手の起用となった。良太郎とは因縁浅からぬオトマニジム勢。パスカルに試合直前の心境を訊いた。

【関連記事】
良太郎、王者として臨む初戦「REBELSの看板を背負わせて貰った以上、興行の力になるいい試合を見せたい

日本はキックボクサーなら世界中の誰もが試合したい国。勝って再びREBELSに呼ばれたい

——日本からの試合オファーを聞いてどう感じましたか?

コスター 『おおお、来たーー!』って感じ。瞬間的にクレイジーになったよ。舞い上がった(笑)。すぐ親父に連絡してさ。親父も大喜びでね。『絶対勝つんだぞ』って。空港へ見送りに来てくれるって言ってたよ。

——コスター選手の生まれは?

コスター フローニンゲンというオランダ北方の街さ。アムステルダムからは車で2時間ほど。親父はオランダ人でお袋がイタリア人だった。僕はハーフさ。でもイタリア語はまったく話せない。だって物心つかないうちにお袋は病気で亡くなったからね。だからお袋のことはほとんど覚えてない。親父はインドネシア人女性と再婚した。どうやら親父はオランダ人女性があまり好きじゃないみたいだ(笑)。だって気が強いからね。再婚相手には娘がいたので僕には腹違いの妹ができた。家族はみんな仲いいよ。日焼けサロンをやってる。

——今はアムステルダムで独り暮らしですね。

コスター そう。ガールフレンドもいない(笑)。今はキックにのめりこんでいる。

——格闘技歴は?

コスター 中学高校とテコンドーをやってた。卒業するまで毎年5年連続でトーナメントで優勝していた。でも卒業してテコンドーじゃ飯は食えないから地元のキックジムに所属したんだ。でもさ、田舎だから試合のチャンスというものに恵まれないんだよね。やっぱり中心地アムステルダムに行かないとだめだと思ってね。色々調べて最初はカルビンジムに所属したんだ。

——なぜカルビンジムを?

コスター ルシアン・カルビンさんってほら伝説の人だから。オランダキックの基礎というか形をつくり上げた人だって聞いたからね。きちんと基本を習おうと思って。それに好きな選手でアジス・カラーという選手がカルビンジムにいたのも理由の一つなんだ。

——今はオトマニジムですね。

コスター 昨年の春先に移籍した。もっとたくさん試合がしたかったから。カルビンジムにはなぜだかあまり試合オファーが来ないんだ。オトマニジムを見ていると選手たちがどんどん国内外で活躍している。試合チャンスが多い。海外遠征も多い。僕もその中に入りたいと思ったんだ。移籍したらすぐにクンルンから試合オファーが来た。驚いたよ。昨年クンルンで2試合もした。そしたら今回は日本からオファー。夢みたいだ。オトマニジムの勢いを感じる。ベルギーから3時間かけてオトマニジムに練習に来ている選手たちもいるんだよ。オトマニジムの渦に巻き込まれたいんだよ。試合チャンスを狙っているんだよ(笑)。

——今回の対戦相手のことは知ってますか?

コスター リョウタロウ選手はREBELS王者ですよね。トーナメント決勝でメジロの選手(ピラオ・サンタナ)を破って王者になったって聞いた。オトマニジムが日本へ行くと必ずセコンドヘルプしてくれた人だって会長から聞いた。今回はヘルプじゃなくて対戦相手となるんだから面白いというか因縁というか。でもオトマニ会長は喜んでいた。リョウタロウは素晴らしい人間だって。対戦相手となったけど敵という感じはまったくしない。彼は友人だし仲間だって言ってた。でも試合は試合。負けるわけにはいかない。ノンタイトルマッチで王者に勝てばリョウタロウ選手も黙っていられないはずだ。きっと再戦希望するからそのときはタイトルマッチでやりたい。そんな展開になるように大勝利したい。

——日本のことで知っていることは?

コスター 武道の国。キックの国。K-1の生まれた国。キックボクサーなら世界中の誰もが試合したい国。僕はかなり興奮している。コンディションはばっちりだしウエイト調整も問題ない。最高の状態で試合に臨み勝ちます。勝って再びREBELSに呼ばれたいし継続参戦したい。

——健闘を祈ります。凱旋帰国の節はインタビューをお願いします。

コスター またインタビューしてもらえるように頑張ります。


パスカル・コスター(Pascal Koster)
所  属:オトマニジム
生年月日:1993年10月30日(24歳)
出  身:オランダGroningen(フローニンゲン市)
身  長:172cm
体  重:ライト級
戦  績:32 戦 24勝 7敗 1分4KO。テコンドー5連覇。

────────────────────

◆REBELS.55
2018年4月27日(金)後楽園ホール
17:00 開場
17:10 第1部開始
19:00 第2部開始

▼WPMF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ WPMFルール 3分5R
ダウサコン・モータッサナイ(王者/タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
小笠原瑛作(挑戦者/クロスポイント吉祥寺/ISKA世界バンタム級王者)

▼ライト級 WPMFルール 3分3R
良太郎(池袋BLUE DOG GYM/REBELS-MUAYTHAI王者)
パスカル・コスター(オランダ/オトマニジム)

▼REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグ戦 WPMFルール 3分3R
老沼隆斗(STRUGGLE/勝点2)
濱田 巧(team AKATSUKI/勝点0)

▼REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグ戦 WPMFルール 3分3R
JIRO(創心會/勝点2)
蓮沼拓矢(テッサイジム/勝点0)

▼フェザー級 WPMFルール 3分3R
原島“モルモット”佑治(テッサイジム)
三浦 翔(クロスポイント大泉)

▼REBELS-MUAYTHAIスーパーバンタム級タイトルマッチ WPMFルール 3分5R
KOUMA(王者/ウィラサクレック・フェアテックス荒川)
KING強介(挑戦者/ロイヤルキングス/MA日本バンタム級王者)

▼57kg契約 WPMFルール 3分3R
浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉/WPMF日本スーパーバンタム級王者)
安本晴翔(橋本道場)

▼スーパーライト級 WPMFルール 3分3R
鈴木真治(フジマキックムエタイジム/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
橋本 悟(橋本道場/MuayThaiOpenスーパーライト級王者)

▼ウェルター級 WPMFルール 3分3R
平野将志(インスパイヤードモーション/MuayThaiOpenウェルター級チャンピオン)
CAZ JANJIRA(JANJIRA GYM/蹴拳ムエタイウェルター級王者)

▼REBELSルール 60kg級 3分3R
橋本亮汰(NEXT LEVEL 渋谷)
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)

▼REBELSルール 58kg契約 3分3R
清水 悟(シーザージム新小岩)
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)

【チケット】
VIP席:30,000(30,500)
SRS席:15,000(15,500)
S席  :10,000(10,500)
A席  : 7,000(7,500)
B席  : 5,000(5,500)
C席  : 4,000(4,500)
※カッコ内は当日料金
※6歳未満は入場無料(小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料)

e+(イープラス)
REBELS OFFICIAL SHOP

参加各ジム
参加各選手
後楽園ホール

株式会社 Def Fellow
REBELSプロモーション事業部
Tel : 03-6262-3760
Mail : inquiry@rebels.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?