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【Krush】日本との対抗戦に臨む中国・武林風チームが公開練習!中国を背負って必勝を誓う!=7月22日(日)「Krush.90」後楽園

7月20日(金)、東京・新宿区のK-1ジム総本部にて、7月22日(日)東京・後楽園ホール「Krush.90」で日本勢との対抗戦を行なう中国代表・武林風チームの7選手が練習を公開した。(記事・写真提供=(C)Good Loser)

 この日は試合2日前、つまり計量前日とあって多くの選手がサウナスーツを着込んでの練習。公開された練習は軽めのミット打ちという内容だったが、どの選手もボディブロー、アッパーを多用していたのが印象的だった。

 対抗戦の先陣を切るのは山本直樹と対戦するワン・ジュンユー。“稲妻パンチ“という異名も持ち、鋭い動きが持ち味の選手だ。試合に向け、ジュンユーは以下のコメント。

「コンディションはベストです。対抗戦ということで、いつもと違って少し緊張感、プレッシャーはあります。それでも明後日、みなさんにいい試合をお見せできるように頑張りたい。Krushのファンのみなさんに、エキサイティングな試合をお見せします。期待してください」。

 続いて登場の“童顔の殺し屋”ことジン・イン鈴木勇人と対戦。20歳にして20戦と豊富なキャリアを持つ人気選手だ。「今とてもリラックスできていい状態です。中国を出て試合をするのはプレッシャーがありますが、リングで暴れたいと思います。試合をお楽しみに。試合が終わったら、ジン・インという名前を記憶することになると思います」とジン。

 レオナ・ペタスと闘うのは今回のチームでトップクラスの実力者と言われるジャオ・チョンヤン。レオナ自身も過去最強の相手と認めている選手だ。チョンヤンは「試合前ですが平静を保てていますので、対戦相手と向かい合うのが楽しみです。今、自分でもドキドキしてます。ただ状態はいいので、早く試合がしたいですね。いい試合をお見せしますので、われわれ中国の勇士の活躍に期待してください」とコメント。

 4番手のフー・ガオフォンはMMAファイターの高木健太と対戦。フーは中国武術・散打の人気選手でもある。「武林風の代表として初めて日本で試合ができるのが嬉しいです。カンフーの代表としてもファンのみなさんにいい試合をお見せしたい。武林風の代表として、Krushという名のある大会に出られるわけですから、中国代表としても中国のパワーを見せたい。世界に武林風あり、世界にフー・ガオフォンあり。期待してください」とフーは力強く意気込みを語った。

 モン・グォドンは30戦を超えるキャリアの持ち主。対戦する左右田泰臣は「敗者チーム代表者髪切りマッチ」を提案しているが、まったく意に介してはいないようだ。「ベストコンディションで日本に来ました。早く試合がしたいです。対戦相手に関しては、いつも特に意識はしません。ですが今回は武林風の代表、中国代表ですからプレッシャーはあります。それでもいい試合が見せられれば。エキサイトする試合に期待してください」とグォドン。

 副将はワン・ジーウェイ。対戦する前Krush王者・佐々木大蔵が65kgへの階級アップを視野に入れているため、この試合の契約体重は64kg。その分ジーウェイの減量も楽になり、落ち着いて試合に臨めそうだという。「メンタル的にもフィジカル的にもいい状態です。いつも63kgで試合をしていますが、今回は64kgなのでリラックスして試合に臨めます。初めて日本に来て試合をするので新鮮な感覚ですし、嬉しいです。ワン・ジーウェイ、この名前を覚えてください。よろしくお願いします」

 そして大将戦で復活を期す卜部弘嵩と対戦するのが“トマホーク”ことシュエ・シェンジェンだ。

 シェンジェンはこの日のコメントでも、アグレッシブファイターらしい言葉を残した。「私は中国のトマホーク。もちろん万全の状態です。日本での試合はいつもよりプレッシャーがありますね。ただベストな状態で試合をお見せしたいです。中国のトマホーク、シュエ・シェンジェンをぜひ覚えてください。ベストコンディションでベストな試合をします。中国のトマホークをよろしく!」。

 試合数も多く、層が厚い武林風の中から選抜された新鋭だという今回の代表チーム。しかしアウェーでの対抗戦にもまったく臆するところはなさそうだ。これまでのKrush対中国勢の対抗戦は、すべて中国が勝利を収めているが、果たして今回は……?

※「Krush.90」は前売り分指定席が完売。大会当日、午後4時より「後楽園ホール1F・当日券売場」にて各指定席(若干枚数)とスタンディング(立見券/3,500円)が販売される。

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◆「Krush.90」
2018年7月22日(日)後楽園ホール
開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:10
本戦開始・18:00

◎日本vs中国・7対7全面対抗戦 閉会式

▼第9試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・大将戦 -58.5kg契約 3分3R・延長1R
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
シュエ・シェンジェン(中国/一龍奥宇ジム/CFP)

▼第8試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・副将戦 -64kg契約 3分3R・延長1R
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ワン・ジーウェイ(中国/星武創新ジム/CFP)

▼第7試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・三将戦 Krushスーパー・ライト級 3分3R・延長1R
左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
モン・グォドン(中国/陝西問心ジム/CFP)

~休憩~

▼第6試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・中堅戦 -79kg契約 3分3R・延長1R
高木健太(リバーサルジム川口REDIPS)
フー・ガオフォン(中国/明輝ジム/CFP)

▼第5試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・五将戦 Krushスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)
ジャオ・チョンヤン(中国/一龍奥宇ジム/CFP)

▼第4試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・次鋒戦 -64kg契約 3分3R・延長1R
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
ジン・イン (中国/鄭州順遠ジム/CFP)

▼第3試合 日本vs中国・7対7全面対抗戦・先鋒戦 Krushスーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
山本直樹(優弥道場)
ワン・ジュンユー中国/星武創新ジム/CFP)

◎日本vs中国・7対7全面対抗戦/開会式

▼第2試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R・延長1R
松下大紀(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)
ジョージ(CLUB-E.D.O)

(18:00~)

▼第1試合 Krushライト級 3分3R・延長1R
瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
中野滉太(POWER OF DREAM)

▼プレリミナリーファイト第3試合 Krushフェザー級 3分3R
三輪裕樹(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
安達元貴(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushライト級 3分3R
関川和将(DTS GYM)
山下和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

(17:10~)
▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushウェルター級 3分3R
加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)
竹腰一麻(Club TOSHI)

【チケット】
当日料金
SRS席 15,500円
RS席 9,500円
S席 7,500円
A席 5,500円
スタンディング(立見券) 3,500円

※前売り分指定席が完売。大会当日、午後4時より「後楽園ホール1F・当日券売場」にて各指定席(若干枚数)とスタンディング(立見券/3,500円)を発売。

・後楽園ホール5F事務所(店頭販売)
  tel.03-5800-9999

・株式会社グッドルーザー
  tel.03-6450-5470

◆Krushイベントスケジュール (2018.7.12現在)

7月22日(日)後楽園ホール
8月5日(日)後楽園ホール
8月18日(土)名古屋国際会議場イベントホール
9月30日(日)後楽園ホール
10月28日(日)後楽園ホール
11月21日(水)後楽園ホール
12月16日(日)後楽園ホール

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